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多忙な1週間

今週は約半年ぶりの患者数の多さで、
とても忙しい一週間でした。

毎日患者数や診療報酬点数を記録し続けていると
単に数だけではない忙しかった理由も推測出来ます。

ひと言で今週は数も多く、内容も濃かったのです。

内容を濃くする要因のひとつが初診です。
当院は内科的な診療のみならず、
足の病気を診るということが口コミで広まっていると思います。

実際、足のしびれやむくみで診察をご希望される方が多いのです。
ただしその半数以上はすでに他院で診断がついていたり、
少なくとも通院している医療機関があります。

にもかかわらず受診されたい理由は大きく2つです。
なかなか改善しないことや歳のせいだと言われていることと、
そもそも担当医に相談していないことです。

確かに診断が違っていたり、治療方法に改善の余地があったりする場合はあります。
一方で診ている先生とのコミュニケーション不足もあります。
例え内容が足のことであれ、心臓のことであれ、
医師と話すことは重要な解決手段になります。

まず目の前の先生に相談することです。
少なくとも医師は専門外のことであっても一般の方よりも
医学的な知識と経験を持っています。
ど真ん中の解答ではないかもしれませんが、
それなりの説明はしてくれるはずです。

来月から6年に一回の医療と介護の診療報酬同時改定が始まります。
特に外来現場に影響を与えるのが、
高血圧、糖尿病、脂質代謝異常を主体として通院している患者さんへの説明です。
これまでのように主に口頭で生活指導出来ていたのが、
療養説明書の作成と署名が必要になります。

単純に1人当たりの診療時間が大幅に延長するのです。
おそらく署名そのものは待合室に戻ってからでしょうが、
その前の説明時間は長くなります。

だからと言って医師とのコミュニケーションが良くなるかどうかは別問題だと思います。
患者が期待する話したい内容と、
医師が説明しなければならないことには乖離があると言わざるを得ないからです。

外来はどこも混雑しているのが常であり、
それは予約制を導入していても変わりません。

当院も来月からは同じ患者数を診療する時間が延長すると覚悟しています。
厚労省の思惑は重々想像されますが、
単に現場を混乱させるだけのような気がしています。

一方で病気の説明をすることに
「こうすれば良い」という万人に共通する方法もないと考えます。

時間との戦いは今後益々厳しさを増します。

院長 小西宏明


 

2024-05-18 20:30:00

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HOT BOX ハンバーガー

今日は美味しいものが食べたくて
函館でも老舗となってきた
高級ハンバーガー店”HOT BOX”にお昼を注文しました。

マンスリーバーガーの
北海道産のアスパラガスとベーコン
モッツァレラチーズチーズバーガーです。

毎度ながら食べ応えがあり、
満足度100%でした。
ポテトとのセットで2180円、
これは以前よりも値上がりしていますが、
味や量、肉の質を総合的に考えると致し方ない価格だと思います。

誰でも美味しいもの、温かい物を食べると
自然と力が湧きでます。
また食欲は人間の3大欲求のひとつで
生きていく上で充実させていくことは不可欠です。

実際、そんなに大仰に構えて注文はしませんが、
兎に角ここのバーガーは肉を食べた感が強いので好きです。

お昼が充実すると午後の仕事にも力が入ります。
今週は予約の巡り合わせのために
連日通常よりも患者数が多く、
そこにさらに急ぎの診療も入ってきました。

そう言えば、函館は再びコロナ感染症が増加傾向です。

ハンバーガーと言えば、
ファーストフード、ジャンクフードと批判され
糖尿病やコレステロールが気になります。
しかし労働に必要なエネルギー、筋力や体力の形成には重要であり、
食べ方によって予防や改善が出来ます。

1.まず野菜から食べ始めること、
2.食事と食事の間隔を空けて空腹時間を作ること、
3.食後直ぐに横にならないこと。

手術のある日のお昼休みは約2時間とっています。
仕事にメリハリを付ける意味でも十分な休憩だと考えており、
美味しいものを食べたあとはまた特別充実した時間になります。

さあ来月のマンスリーバーガーが楽しみになって来ました。

院長 小西宏明

2024-05-17 21:59:00

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修学旅行

今日は青森で診療でしたが、
新幹線は修学旅行生で大混雑でした。

帰りの新幹線には3つの学校が乗っていて、
当然ながらその他の車輌は軒並み満席に近い状態でした。
期せずしてインバウンド旅行客の多さを目の当たりにすることになりました。
私の車輌は外国人よりも高齢の日本人が多かったと思います。
北海道はこれから訪れるには良い季節です。

修学旅行の思い出は中学の奈良京都までで、
高校は何処へ行ったかどうしても記憶を辿れません。

中学の旅行は神社仏閣や遺跡の見学がメインで、
事前に図書館でそれぞれの場所にある仏像を予めチェックさせられました。
まさに「日本史漬け」でした。

しかしながら一番覚えているのは怪我のことです。
奈良だったと思いますが、お寺の参道を駆け下りて
勢いが付きすぎて足首を捻挫したのです。
初めての経験でした。自分の足がぐにゃりと曲がる感覚は。
直後はそれほどでもありませんでしたが、
旅館で入浴した後は自分の足ではないくらいに腫れました。

すぐに先生に報告したのですが、
それが数学担当の高校サッカー部の顧問でした。
見るなりひと言、「あ、捻挫じゃな」
それだけでした。

サッカー部ですから、足首の捻挫など怪我のうちに入らないと
あしらわれた感じでした。

もちろん病院に行くこともなく、
兎に角このひと言で済まされて呆気にとられたことだけを覚えています。

因みにその先生は中学の幾何の担当で、
定期試験では最後にひとひねりした問題を必ず出されました。
我々生徒はそれを解くのはもちろんですが、
友人とは別解を競い合う楽しさがありました。

試験中は4つのクラスを巡回され、
横に来られると「別解は?」と尋ねられました。
幾何学には必ず様々な見方から全く違った解法があるからです。
解けただけで安心するなと教えられ、
それは今に至ると物事の見方に通じていると思います。

このような素敵な先生に出会えることは
受験をして進学する意義でもあります。

しばらく修学旅行シーズンのようですから、
ここ西部地区も大型バスと制服姿の学生で溢れるでしょう。
函館滞在にも何か”課題”を与えられているのかもしれません。

院長 小西宏明

2024-05-16 21:44:00

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パックのお米

今、パックのお米が売れているそうです。
1人分を電子レンジで温めるとすぐに炊きたてのご飯が食べられます。

一食分の食費は上がりますが、
特に独り住まいであればご飯を炊く手間や後片付けのことを考えると
お金には換えがたいと思います。

また主婦の立場でも予定したご飯の量が足らなかった場合、
うっかり炊き忘れた時などは重宝されます。

高齢者では一回の食事量が減っており、
ハーフサイズのパックは魅力的かもしれません。

もちろん何合かまとめて炊いて、残った分を冷凍しておけば
おそらく最もコストパフォーマンスが良いはずです。

最近はパックのお米も美味しくなっており、
個人的には金芽米のファンです。
また赤飯や五穀米など様々な種類がありますから、
上手く食べ分ければ飽きることもないでしょう。

実はパックの利点は他にもあり、それは健康管理です。
ご飯は糖質で過度な摂取は生活習慣病の観点から望ましくありません。
パックであれば量が決められており、
また最近は糖質を制限した商品も出ています。

一回の食事量や栄養素の配分がしやすくなります。

外来診療を長らく続けていると
年齢とともに糖尿病を発症する方が多くなることを実感します。
「そんなに食べていないのに痩せない」は常套句です。

正式に栄養指導を受けて頂くと甘味飲料が多かったり、
麺類や穀類など気付かないうちの過量になっていたり、
様々なことに気付かされています。

子育て世代ではエンゲル係数を考えると
お米にお金を掛けすぎるわけにはいきませんが、
一人暮らしの勤労者や高齢者では
パックのお米は是非検討してみて良いと思います。

院長 小西宏明

2024-05-15 18:44:13

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頑張ったご褒美

ご褒美とは、目下や自分に対して褒める意味で与える金品や栄誉など、とあります。

YouTuberでもある美容外科大手の高須クリニックの高須幹也先生が
仕事帰りに夜マックを食べる姿を紹介されています。
注文されるのは「倍ビックマック」でパティが2枚ずつ2組入っている
とてもボリューミーなハンバーガーです。

普段は名古屋院の院長として手術をされていますが、
毎週銀座院にも出向いておられ、
仕事を終えた後に夜マックして名古屋へ戻られるようです。
その際に「一日頑張った自分へのご褒美」と言われています。

このお気持ちはとても良くわかりますし、
「ご褒美」という言葉からはまず”自分”に対してという状況を思い浮かべます。

自分へのご褒美の効能とは?
1.やる気アップ
2.ストレス解消
3.自己肯定感
とあります。

1は当然でしょう。2は通常ご褒美は金品であることを考えると
買い物は元来ストレス解消の最有力です。
個人的には3が大切だと思います。

運動部のきつい練習しかり、
試験勉強しかり、
連日連夜の仕事しかり、
どんな場面でも嫌がる自分との戦いは大なり小なりあります。

それを乗り切った時に他人からはもちろんかもしれませんが、
「良く頑張ったなあ」と自画自賛します。
そうすることで次のハードルを乗り越える力になり、
気が付くと高い目標にたどり着くことが出来ているわけです。

逆に手を抜けば、途中で転がり落ちることも経験します。
しかしそれを知っていればこそ、
次の頑張りにつなげられます。

子供の頃や学生の頃は人から指示されたことを頑張って、
褒められて、また頑張ります。
社会人になると自分で目標を立てて頑張って、
達成して、自らを褒めることになります。
その繰り返しが人生でしょう。

仕事でも日常生活でも自分で課題を抽出して
考えて解決していかなければなりません。

そのサイクルを円滑に回していくのが「ご褒美」だと思います。

ところで今日はとても予約が多く、
スタッフひとりがお休みだったため、
それなりに慌ただしい一日でした。
皆よく頑張ったと思います。

夜、どんなご褒美があったでしょうか?

私は終業後の夕方から医師会の会議があり長い一日でした。
ご褒美はもう少し我慢して頑張ります。

院長 小西宏明

2024-05-14 21:44:00

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腹部エコー

採血結果で糖尿病に関連する検査値が異常を来し、
念のため腹部エコーを行ったところ、
膵臓癌が発見されました。

先月手術が終わり、また再診でお会いすることが出来ました。
体重は数キロ減ったそうですが、とてもお元気になられていました。

今更ながら無症状で進行する癌は稀ではありません。
予後が悪いことでは、膵臓癌と胆嚢、胆管癌がワーストに入ると思います。
芸能人でもここ数年だけみても何人も亡くなられています。

どうにか癌を早期発見するためには無症状の段階での検査しかありません。
検査の簡便性という点では
胸部レントゲン、便潜血検査、そして腹部エコーを推奨したいと思っています。

前2者は多くの方に馴染みのある検査ですが、
腹部エコーも是非行って頂きたいと考えます。
何故なら侵襲がなく、得られる情報量が多いからです。

私も毎年の健康診断には腹部エコーを入れています。

一方でこの検査は1人当たり15分程度の時間を要します。
また検査技師の力量によって検査の精度、病気の発見率が変わり、
エコー検査全体の中では難易度の高い部位です。

函館市は生活習慣病の発見を目的とした特定健診の受診率が
全国ワーストに常に入るほどです。
まして癌検診はもっと少なくなります。

4,50歳代の働き盛りの癌の罹患も大変なことですが、
例え病気が増える高齢者であっても
余生を苦痛無く過ごすには癌の発見は重要です。

特にかかりつけ医のない、
普段風邪くらいしか罹らないような方ほど
健診は必須です。

予後の悪いとされる癌でも
今回のように早期発見されれば
治療の負担も軽くなります。

免許更新時に健診を必須化するくらいの強制力をもたせても良い気がします。

人口減少対策に子供を産みやすい環境、
子育てしやすい制度が注目されていますが、
すでに生きている人が平均寿命を全うできるような癌検診の普及も
広義の人口減少対策だと思います。

大泉市長も2年目に入られました。
もと保健行政に携わっておられたわけですから、
新幹線の函館延伸と同じくらい
癌検診にも注力して頂きたいと思います。

院長 小西宏明

2024-05-13 20:38:00

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春の花

春は桜だけではありません。
桜が終わると様々な花が次々と登場します。



5月と言えばツツジのシーズンです。
街路樹としても良く利用され、鮮やかな赤色を楽しむことが出来ます。
ひとつ残念なのは花が終わると茶色になって緑の葉にベタッと張り付いて
見た目が悪くなるのです。

実家の庭にも色違いでツツジが植えられていましたが、
時間がある時は花を摘んでいました。

ツツジの密には毒が含まれている種類があります。
下痢、嘔吐、酷い場合は痙攣を起こします。
ただツツジを食べようとする人はいないのではないでしょうか。
やはり観賞がメインです。

例年通り函館山も緑がくっきり映えてきました。
今日は天気予報通りに夕方から風雨が強まってきましたが、
この雨は月曜日まで。
今週はさらに春の花が楽しめると思います。

院長 小西宏明

2024-05-12 20:00:00

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製品評価

長年の知り合いからある製品の評価の相談を頂きました。
すでに商品化された他社製もある”電子聴診器”です。
おそらく現場に登場して20年以上は経過しているのではないかと思いますが、
ほとんど普及していません。

何故か、それは従来からの聴診器に代わるだけのメリットがないからです。
唯一使用されるのは教育現場でしょう。
音を増幅して例えば学生とか研修医に同時に聴かせながら指導していくことです。
最近はブルートゥース経由でスマホに聴診音の波形を表示させる機能もあります。

医師が個人で使う場合、例え音が増幅されても、より鮮明な音が聞こえたとしても
買い換えることはしないと思います。
何故か、それは音を聞いて診断出来る医師のほとんどはアナログ型で過不足ないからです。

製品の紹介には介護や訪問の現場で電子的に採取した音を
遠隔にいる専門医に診断してもらうという場面が想定してありました。
実際には患者さんを診ている現場は多忙であり、
また受け手となる専門医はさらに多忙です。

そもそもオンライン診療のひとつの問題は相手と双方向に接続する”手間”です。
介護や訪問で医師と連絡取り合えることはほとんど不可能でしょう。

とここまでは厳しい評価をしましたが、
実はこの機器は別の使い方が出来るのではないかと興味をそそられました。
それは血管雑音です。
可能かどうかはメーカーの方に確かめる必要があります。

対象となるのは下肢血管、頸動脈、そして腹部大動脈です。
対象者は看護師や状況によっては介護現場の職員です。

例えば足の色が変、冷たいとか、呼びかけに応答がないとか、
お腹を痛がっているとかの状況です。

そんな変化に気付いた際にこの機器を当てがい音を聴くわけです。
それによって看護師を呼んだり、医師に連絡をしたりします。

どんな検査も
誰が何の目的で行うかによって結果は全く違います。

時々受診希望の方から
「○○の検査をして欲しいんですが」という電話を頂きます。
全てお断りしています。
検査とは医師が問診と診察を行って必要と考えた場合に行う診断補助手段です。
目的や想定される鑑別診断がないにもかかわらず行うべきではありません。

このように患者が自ら検査を申し出ることはおそらく日本特有の現象です。
米国では検査費用が莫大高額であり、
血液検査でも費用の説明なしに勝手に行うことはなく、
まして患者からいきなり検査を希望することはありません。

日本は保険制度があるためCTやMRIであっても世界一安価に受けることが出来ます。
それであっても検査結果を一般の方が診断出来るわけではなく、
目的も不明瞭のまま検査しても有用とは言えません。

さらに医師であればどんな検査も正確に診断出来ると思っておられるかもしれませんが、
そんなことはありません。
極端に言えば専門以外は検査結果の評価が出来ないことも稀ではありません。

すでに判例もありますが、画像検査では目的としない部位の病変を見落としても重過失には問われません。
専門外の部位の見落としはある程度許容されています。

先日膵臓の腫瘍疑いで総合病院に紹介した患者さんは
幸い腹部には病変はありませんでしたが、偶々CT画像に写っていた乳房の一部に腫瘍が見つかり、
最終的に専門科で癌と診断されました。
消化器内科の先生ではなく、画像診断が専門である放射線科医が見つけて下さいました。

検査の機器がどんなに進歩しても
それを使う人の能力が伴っていなければ「宝の持ち腐れ」です。

今回ご相談頂いた機器は
もしかしたら介護の分野で広く活用が想定出来るかもしれません。
後日社長さんに面会することになったので、
詳しくお話をお伺いしたいと思います。

院長 小西宏明

2024-05-11 20:43:00

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道徳心

インバウンドの高まりと共に
日本人の道徳心の高さが注目されています。

道徳心の”道”とは善悪をわきまえながら正しい行動をしていくためのルールのことで、
”徳”とはそのルールを守ることが出来る状態のことです。

日本は何処に行っても街がきれいだと評されるにもかかわらず、
オーバーツーリズムが問題となっている地区では
路上ポイ捨てや持ち込みゴミの投棄があり、その張本人は旅行客です。
「郷に入っては郷に従え」とはならないようです。

もちろん日本人にもいろいろな輩はおり、
例えばコンビニのゴミ箱には
「家庭ごみの持ち込み禁止」と必ず表記されています。

実は今日、クリニックのトイレの汚物入れに
大量のタバコの吸い殻が入った袋が捨てられていました。

クリニックはコンビニのように不特定多数が来る場所ではなく、
しかも当院は完全予約制ですから自ずと限られた人物になります。
おそらく車の吸い殻入れがいっぱいになって持ちこまれたのではないでしょうか。

因みに当院はコロナ禍で感染予防の観点から待合室のゴミ箱は撤去しています。
実はここにも以前家庭ごみが捨てられていました。

そもそもこの行為は犯罪です。
廃棄物処理法違反と偽計業務妨害(刑法233条)です。
「何人もみだりに廃棄物を捨ててはならない」とあり、
みだりとは、正当な理由が無くという意味です。

タバコには吸った人の体液が付着しており
当院の血液検体とのDNA照合が可能です。
告訴するつもりはありませんが、スタッフ一同非常に不快な気持ちになりました。

腹立たしさは、まさにコンビニ店長と同じであり、
これはある意味で”消極的”カスタマーハラスメントだと思います。

しかしそれ以上に”そのような”患者さんが受診されていることが悲しくなります。
さきの「道徳心」が無いからです。

コンビニでも飲食店でも、そして医療機関でも
相手を選ぶことは出来ませんが、
両者には最低限の思いやり、尊敬が必要であり、
その根底には道徳心は必須です。

何故公共の場に私物のゴミを捨てて仕舞えるようになってしまったのか。
どんな教育を受け、どんな育てられ方をしたのか。
大人になって何か問題を抱えているのか。

様々なことが頭を過りましたが、
とりあえず注意喚起のために早速張り紙をしました。
「タバコの吸い殻や家庭ごみを入れないで下さい」
一重に情けない。

院長 小西宏明

 

2024-05-10 20:27:00

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健診の大切さ

毎年度5月初旬に特定健診の受診券配布が始まります。
ただ健診の目的や制度の制約をご存知の方は少ないかもしれません。

特定健診の目的は生活習慣病の早期発見です。
高血圧、糖尿病、脂質代謝異常など。
つまり癌検診ではありませんし、その他の病気には必ずしも対応していません。

もうひとつ、これは40歳以上74歳以下が対象です。
これは75歳以上ではその時点で早期発見する医学的な有効性が乏しいことと、
すでにほとんどの方が医療機関への通院や生活指導を受けておられるだろうということです。
国の財政には限界があり、費用対効果を考えねばなりません。

今日、外来で拝見した76歳の患者さんは普段お元気で、
かかりつけ医はなく、もちろん定期通院する医療機関もありません。
さらに健診も受けておられませんでした。
診察に入られるお姿も背筋がピンと伸びて歩行もしっかりしておられ、実年齢よりも若く見えました。

ところが下肢静脈瘤手術の術前検査として行った胸部レントゲンで異常陰影を認めました。
精査すると胸部大動脈瘤でした。
大動脈瘤は破裂するまで無症状であることが多く、
また数年、場合によって10年以上の経過で徐々に進行します。

直ぐに紹介状を作成して心臓血管外科のある総合病院へ行って頂く手配としました。
大動脈瘤という病気は破裂すると突然死に至ることがあり、
無症状であることを考えると検査で見つけるしかありません。
そのような病気は沢山あります。

一方で病気は身体の細胞の老化や経年劣化に関係する場合が多く、
年をとって元気であるということは
ある意味では病気を見落としているとも言えます。

実は今、医療費の経済効果という観点からは
特定健診による生活習慣病の早期発見よりも
癌検診などを優先すべきという考えも出始めています。

個人的には胸部レントゲン、腹部エコー、便潜血検査、
それに女性では乳がんと子宮癌検診だと思います。

そして75歳以上の方は自治体の提供する健診もあり、
特に積極的に受診して頂きたいと思います。

元気=無病ではありません。
人間の細胞は確実に劣化します。

院長 小西宏明
 

2024-05-09 21:59:00

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