HOME医師のご紹介当院のご案内診療案内交通案内ギャラリー

クリニックブログ

HOME»  クリニックブログ記事カテゴリー一覧

クリニックブログ記事カテゴリー一覧

  • 件 (全件)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

旅行会社

数年前に御世話になった旅行会社から連絡が来ました。
開院5周年記念旅行の企画をして頂き、
皆で観光、ショッピング、食事を満喫することが出来ました。

「そろそろ旅行はいかがですか」という”お誘い”でした。
残念ながら2年前の診療報酬改定のダメージからは十分回復しておらず、
経営上も優先事項が山積しています。

当時は未だコロナ禍前でもあり、海外旅行も今ほど高額な出費にはなりませんでした。
開院記念日を休日とするところは多いと思いますが、
社員旅行まで企画することは少なくなっているかもしれません。
何せ忘年会でさえも参加者が減少傾向にあるくらいですから。

一般的な傾向として特に若い世代は
公私を分けて、アフターファイブや休日の時間を重視していると思います。

日本は昔から長時間労働であり、
現役時代は家族よりも会社の人間と過ごす時間の方が長いのが当たり前でした。
私の友人の父親は医学部教授でしたが、
1週間ずっと家に帰らず、母親が病院に着替えを届けていたそうです。

私が大学病院に勤務していた頃は、
そこまで極端なことはありませんでしたが、
それでも夜間休日に呼ばれることは頻回でした。
そもそも日曜日の午前は受け持ち患者の病棟回診していました。

開業して誰もが言うのは、
「夜呼ばれない、日曜日に休める」です。
自分の時間が持てるのは有り難いことです。

ところが今は「直美(ちょくび)」に代表されるように
労働に対する対価が重視され、
診療報酬に縛られて給与が低いことに抵抗して、
2年間の研修医が終了して直ぐに美容外科に進む医師が増えています。
自費診療ならば自分で診療費を設定出来ます。

この公私をしっかり分けることや
自分の努力に対する正当な評価を求めることは
至極当然です。

米国留学してみると30年前であってもすでに外科医の処遇は
日米では雲泥の差がありました。

心臓外科医は朝5時出勤して
病棟回診やカンファレンスをして
7時から手術。
術者クラスなら毎日4例程度はこなしていました。
夕方5時に終わって帰宅です。
術後管理は集中治療部門の医師に任せます。

家についたら庭の芝刈りをしたり
奥さんや子どもと夕食をとります。
夏は日が暮れるのは21時頃ですから、
外でバーベキューもありです。

研修医は年俸200万円程度でしたが、
頑張ってスタッフとして採用されればいきなり1000万に昇給します。
だから研修医は皆よく勉強していました。

日本も今はかなり改善されており、
特に休日や身体を休める時間は我々の若い頃とは全く違います。
では勉強不足になっているかと言えば、
研修医は学習意欲満々です。

ただ中堅どころになると”対価”についての不満が出てきます。
年収の頭打ちです。
若い頃よりも忙しくなったり、任される業務が増加するにもかかわらず
それに見合う給与が得られていないと考えるようになります。

先ほどの”直美”も問題ですが、
中堅医師の美容外科への転身も徐々に増えています。
一重に報酬も問題だと思います。

6月からの診療報酬改定では心臓血管外科、脳神経外科、消化器外科、循環器内科など
特殊な技能や長時間診療が前提となる医師に対しては
個人に”加算”がつくことになりました。
頑張って手術をやれば給与が上がるという仕組みです。

今は医学部人気が高い状態ですが、
この休日と給与の問題は引き続き改善に努めていかなければ、
早晩にも医師を目指す若い世代は減少するのではないかと危惧します。

美容外科の先生からは未だに
「人間らしい生活が出来るようになった」という声があります。
処遇改善は他職種と同様であり、
制度設計に取り組んで欲しいと思います。

院長 小西宏明


 

2026-03-11 19:00:45

コメント(0)

折りたたむ

ソニー撤退

ソニーがテレビ事業から撤退するそうです。
中国のTLCと資本比率49%で合併してBRAVIAというブランド名は残りますが、
事実上は撤退かと思います。
パソコンのVAIOに続いて大きな転換です。

ブラウン管テレビの時代はソニーは世界を席巻していましたが、
今液晶モニターなどが主流となり、世界シェアのほとんどは韓国と中国の企業で占められています。
サムソンが独走状態です。
ソニーは自社で液晶生産をしていないことも不採算の要因になっています。

実はソニー自体は音楽や映像部門を中心に増収増益で会社全体は好調であるが故に
不採算部門を整理したと考えられます。
シェア2%程度では今後そこに注力しても勝ち目はありませんから。

日本の立ち位置は世界においてもアジアにおいても
昔とは違って来ています。
当然少子高齢化による国内市場の縮小は大きな要因だと考えています。

本日、医師会と青森みちのく銀行との面談に同席しました。
平たく言えば事業にはお金が必要で、
お金の出所には銀行融資がありますから、
銀行とのお付き合い、情報交換は不可欠です。

今、医師会事業の中で最優先で改善しなければならない事項は
看護リハビリ学院における生徒数減少です。

若い世代の医療界離れ、受験者数減少、
基礎学力低下、モチベーション低下による中途退学など
志願する最初から国試合格の最後まで課題山積の状況です。

病院や健診検査センター事業とは注力すべきところが違います。
中学高校生に看護やリハビリの魅力を伝える、
入学してからは国家試験合格が目標であるものの
持続的な学習意欲を醸成していかなければなりません。

しかしそれでも今の少子化の中では高齢化による医療介護ニーズに対応出来るような
人材確保が困難です。
医師会としては学院への外国人留学生の受け入れも検討し始めました。
すでに介護の現場には函館市内でもアジアからの入職者が増加しています。
日本人に求人しても応募がないからです。

日本の鉄道技術や道路整備が実は世界をリードしているように、
医療介護の技術や仕組みも
十分世界をリードする力が培われています。

特にアジアにおいて看護リハビリ領域は”市場価値”が高いと言えます。
日本の学校で学び、日本で実戦経験を積み、
最後は母国の発展に貢献する。
他の業種と同じスキームが描けます。

そして外国人受け入れのハードルとなるのが言葉の問題ですが、
AIの進歩は目覚ましく、日本語を学びつつも
自動翻訳技術を上手く活用していくことが出来ると思います。

これまで以上にアジアの人材に幅広く目を向けていく必要があり、
否、改まるまでもなく留学や移民の流れは止められなくなっています。

開拓精神や異文化交流は北海道、そして函館の真骨頂ではないでしょうか。

ソニーのテレビ事業撤退、事実上の譲渡先が中国であることは
決して一企業や一分野のことではないと考えています。

院長 小西宏明
 

2026-03-10 21:17:00

コメント(0)

折りたたむ

飲料水自動販売機減少

自動販売機ビジネスの縮小や撤退が出てきているそうです。

消費が低迷する理由は単価の上昇、マイボトルで飲料水を持参、
コンビニや量販店の方が安いなどがあります。

企業側はもちろん総合的なメンテナンスコストの上昇です。
日に焼けて色あせた見るからに古そうな自販機は
果たして商品が新しいのか不安になります。

自動販売機がこれだけ街に設置出来るのは、
一重に日本の治安が良いからです。
米国では直ぐに中のお金が盗難に遭いますし、
当然商品もなくなるでしょう。
自販機は言わばむき出しのお金が路上に置かれているようなものです。

留学中に友人が驚いたのはビールの自販機があることでした。
米国は禁酒国であることは余り知られていません。
路上、すなわち公衆の面前でお酒とわかるものを飲んではいけないのです。

その気で街を見ていると、時々紙袋で隠して中のものを飲んでいる輩がいますが、
あれはビールなどのアルコール飲料です。

自動販売機があること自体が驚きにもかかわらず、
ビールまでもが簡単に手に入る国は日本だけです。

自分が初めて自販機を利用したのは中学校に設置されていた牛乳とコーヒー牛乳のものです。
今の若い世代は知らないかもしれませんが、容器は紙のような材質のテトラパックでした。

エジプトのピラミッドは四角錐ですが、底面も全て三角形の”三角錐”で、
側面にストローを指す穴がありました。
因みにストローは自販機のポケットから自分で取らなければなりません。
もし無くなっていたら、テトラパックを押してストローを指す穴から牛乳を噴出させて口に入れます。
小便小僧のオシッコを飲むようなイメージですが・・・

中学生の頃は部活でも「水を飲むな」と指導されました。
今考えると恐ろしいことです。
部活が終わると皆で水飲み場に直行して、
着替え終わって下駄箱まで来ると最後に甘いコーヒー牛乳を飲んで帰ります。

母の躾だったかどうかわかりませんが、
中学になるまで自販機に現金を入れて物を買って食べたことがありませんでした。
中学校は電車通学でしたので財布は持っていましたが、
何となく躊躇いがありました。

クラブの友達に誘われて初めてコーヒー牛乳を買ったことは今でも覚えています。
中身が美味しかったことよりも自販機を利用して”大人”になった気分でした。

自販機と言えばもうひとつ思い出します。
自治医科大学病院は建物が地続きのまま大学エリアに入る構造で、
病院を真っ直ぐ進むと裏の出口になり、
そこが大学の正面入り口でした。

広いラウンジになって学生達が寛げるスペースで、そこには各社の自販機が何台も設置されていました。
当時ひと缶100円の頃、そこだけは80円でした。
学生向けの特別料金。おそらく差額は大学が補填していたと思います。

もちろん我々教職員も利用できましたので、
私はお汁粉の缶やコーンスープ、新発売のコーヒー缶などが楽しみでした。 

今では当たり前の自販機ですが、これも日本の文化だなと思います。

院長 小西宏明

2026-03-09 17:55:25

コメント(0)

折りたたむ

啓蟄

今年は3月5日から春分の日までです。
冬の間、地中で過ごしていた虫達が目覚めて動き出すと言われますが、
今日は氷点下ギリギリなのにものすごく寒く感じました。
確かに午前中雪も舞いました。

これでは虫達も出てこられないだろうと思いますが、
もちろん啓蟄と共に一斉に虫だらけになるはずはありませんが、
ここのところ猫を頻繁に見掛けるようになりました。
しかも決してギスギスに痩せたりしていません。

函館公園周辺では毎日餌やりをしている方がおられますが、
クリニック辺りでは見掛けません。
まさか向こうからわざわざ来ているとも思えませんから、
どなたか近所で餌をやっているのではないでしょうか。

野良猫の取り扱いはとても難しく、
動物保護が優先されていますが、
定期的に餌をやられる場合は糞尿の問題などには一定程度の責任があります。
またこれからの時期問題となるのは交尾、出産です。

猫は交尾とともに受精するため、
ほぼ出産に結びつく動物です。
人為的に避妊処置をしていないとどんどん子どもが生まれます。
いわゆる多頭飼育になりやすい動物です。


どなたかはわかりませんが、
いわば公共の場で飼育しているようなものですから、
ある程度の責任は果たして頂きたいと思います。

クリニックでは数年前に玄関先の猫の糞処理で
大変な労力を要しました。
猫には罪はないと思いますが、
そろそろ猫除けグッズを取り出して備えます。

猫は様々な感染症を媒介するため、
医療機関としては寄ってきて欲しくない場所ですから。

院長 小西宏明
 

2026-03-08 21:11:00

コメント(0)

折りたたむ

健診の重要性

先日、とある内視鏡専門のクリニックの先生とお話しました。
最初は例によって診療報酬が低いことから経営が大変であると言うことでした。

今、診療所の約4割は赤字です。
赤字病院は約8割ですから、これによって開業医の経営状況は良好と判断するのは全くもって言語道断です。
医療が公定価格であることから経営の自由度は低く、
医療機関を生かすも殺すも厚労省と財務省のさじ加減になっています。

今密かに起こっているのは、若い人達の医療業界離れです。
介護はもっと大変な状況ですが。
医療機関の運営が公定価格による収益制限がかけられ、
急激な業績の上昇とそれに呼応する従業員給与の増加が見通せないからです。

先の先生も、通常の内視鏡検査だけでは人件費をやっと賄える程度で、
最新のシステムへの更新もままならないそうです。

例えば以前はリユース可能であったパーツも
全てディスポ製品になり、それにカバーするような診療報酬増額がないそうです。
検査の報酬が同じで材料費が上昇すれば、
必然的に純利益から割いていく機器更新費の蓄えは出来ません。

ではどうするか。
1.自分がアルバイトに出掛けて、自院からの給与を減額してスタッフの昇給にあてがう。
2.自費診療としての内視鏡健診を導入する。

当然ですが、クリニックは零細工場と同じ経営構造ですから、
倒産しないように、また従業員の雇用を守るためには
まず社長の給与を減額します。

工場を倒産させないためには、
営業活動をして受注を増やしたり、
新製品を開発して販路を広げたりします。

それと同じ考え方が、自費診療の拡大です。

今、市内のクリニックでも保険診療以外に
栄養剤の点滴、加齢変化への健康食品販売などが行われていますが、
これはある意味での”必然”です。

昔は自費診療は「蓄財」とネガティブなイメージがあったと思いますが、
今は自院存続、スタッフの雇用を守るためです。

薬価が下げ続けられて、一部の薬は作るだけ赤字が膨らむため、
生産が取り止められてきています。
製薬会社もボランティア活動ではないからです。

このままの診療報酬制度では
今は赤字倒産、閉院ですが、
将来は黒字のまま早期閉院が増えると考えられます。
特に医師が高齢の場合は。
自らの生活が成り立たなくなる前に店じまいするのです。

と同時に全く新規の開業はなくなります。
少なくとも現在の建築コストは10年前の約2倍です。
そして銀行融資を受けるためのビジネスシュミレーションが成り立ちません。
診療単価が下がって、人口減少による患者減少が明白だからです。

ただ先の先生のような自費健診の取り組みは
実は非常に国民にとって有用です。
何故なら日本人は健診をなかなか受けないからです。

高血圧、糖尿病などの生活習慣病発見のための特定健診は最高の都道府県で60%、
がん検診に至っては30%程度です。
これ全て無料にもかかわらず。
因みに北海道、函館ともに全国最低レベルです。
逆に喫煙率は全国トップクラスです。

このような希有な地域において健診を促すことはとても重要です。
症状が出て病院を受診しても手遅れになることが多く、
病院は症状がない人が行くところだと言っても間違いではないと思います。

先生は今、いろいろなところで健診の啓蒙活動をなさっています。
クリニックでは年間100名以上のがん患者を見つけているそうです。
消化器系の癌は膵癌を除いて早期発見すれば、
高い生存率が得られるようになりました。

当院では自費健診として以前から血管ドックを行っています。
昨年は重症心臓病の疑いの方がおられましたが、
残念ながら自覚症状がないためでしょうか、紹介病院は受診されませんでした。
そうであってもこれからもドックは続けていきます。

悪性腫瘍は一般には徐々に寿命を迎えますが、
血管疾患は突然発症、急死となります。

症状が無いのは健康ということではなく、
単に自分で身体の変化を見落としているだけです。

院長 小西宏明
 

2026-03-07 05:20:00

コメント(0)

折りたたむ

診療拒否と不成立

YouTube動画に青森朝日放送の取材が挙がっていました。
市立診療所を受診した患者さんが診療拒否を受けたとして
市議会に対して診療所の廃止を要望されたという内容でした。

番組構成の大半は当事者への取材が中心となり、
後半では市民にも意見を求めたものでした。

番組にインパクトを与えたのはおそらく当事者が録音したであろう
診療所事務職員との電話での会話だと思います。
患者さんの問い合わせに対して「診療拒否でよい」と言われています。

後日の取材で市の担当者からは「診療拒否ではなく診療不成立」とコメントがありました。
これはなるほど行政らしい対応だなと思わせるものでした。

テレビ局は事実を正確に伝える責務がある一方で、
その伝え方、表現方法、最終的にはどんな言葉を選択するかは自由です。
ただ事実を客観的に第三者に伝えるのは実はとても難しいし困難です。
何故なら受け止める側によって様々に解釈されるからです。

関東では今月末から桜が咲き始めます。
「桜が満開です」と伝えても良いでしょう、
「ピンクの花が咲きこぼれんばかりです。」は満開の状況がより強く伝わるでしょう。

一番正確なのは、
満開の映像を流すことです。
見る人が如何様にも解釈出来ます。

これは少し極端な例えでしたが、
物事は当事者全員の話を聞かないと正確なところはわからないのです。

今回、番組として成立させたのは音声が残っていたことが大きいと思いますが、
本当の当事者である医師のものではありません。

これも詳細な内容は不明ですが、
自宅での血圧は180を超えていましたが、診療所で血圧を測定して正常血圧に近かったため、
家庭血圧を測定してくるように指示され、投薬はなかったようです。

これが事実とすれば、少なくとも「診療拒否」ではないと思います。
それは医師の介入、判断があるからです。

確かに医師側や病院側は原則診療拒否をしてはならないのですが、
患者との信頼関係が構築出来ない場合、身の安全が保証されない場合、
他の患者やスタッフに危害が及ぶような場合は、診療しないことは認められますし、
特に1番目の場合は「診療不成立」と表現されます。

今回の報道は片手落ちと言わざるを得ないと考える一方、
医師側が取材に応じることはないでしょうし、
仮にやり取りの録音があっても
言った言葉の意味や受け止め方は平行線を辿る可能性も否めません。

ただここでも言えることは
医師の説明不足だろうと思います。
と同時に患者側の理解との乖離だと言えます。

確かに医療機関への不満は決まって
待ち時間の長さと医師の説明不足です。
しかしながら説明には相手があり、
相手の理解度も重要な要因です。

医師の説明は診察室を出た時点で約3割忘れしてしまい、
お会計の場では半分しか記憶に残らないと言われています。
おそらく自宅に戻ると7割は忘却の彼方であり、
場合によっては説明不足となるでしょう。

少なくとも地方都市は医療機関の減少がこれから益々進みます。
身近な診療所、町医者はなくしてはならないものにもかかわらず、
医師も高齢化して病気で休診や閉院は已むなしです。

函館市も東部では年初から閉院が相次いでおり、
来月もまたひとつ閉院が決まっています。

医療は4番目の生活インフルです。
何とか守って行く必要があります。

院長 小西宏明
 

2026-03-06 21:28:00

コメント(0)

折りたたむ

新しいMac

出た、出ましたMacBookの廉価版NEO。

価格が10万円を切っていることが、まず話題性が高い理由かと思います。
今どきはiPhoneでさえ20万近くなりますし、
本格的に動画まで扱うとなればノートタイプでは50万は下りません。

ターゲットは初めてMacを使う方、
今春から大学生になる方ではないでしょうか。

実は内蔵CPUはiPhone16(ひと世代前)のものです。
価格が抑えられている最も大きな要因ですが、
これでも初心者や限定した使用には十分過ぎる能力です。

このNEOはノート型をしたiPhoneと見なす方が良くて
iPadのノートパソコンタイプとも言えます。

メール、ネットの閲覧、文章作成、簡単なプレゼン資料作りなど、
学生や社会人がまず必要な最低限の機能が、
サクサク動かせる環境です。

これは間違いなくヒットすると思います。

実は私も今、迷っています。
毎週青森への移動がありますし、コロナ禍から明けてそろそろ学会活動を再開しようと考えているからです。

学会発表や講演の回数はめっきり減り、プレゼン準備することがなくなりました。
現在の主なパソコンの用途はメールと会議資料作成です。
要するにワープロです。

実機を触っているYouTube動画も沢山挙がってきており、
見た目にはまさにキーボード付きiPadです。
もちろんあの所有欲を満たしてくれるアップル製品のクオリティーもあります。

あともうひとつ検討に挙げた理由は画面の大きさです。
ネット検索や動画閲覧は流石にiPhoneでは見づらくなりました。
老眼もさることながら、そもそも小さいものをみるのが億劫になって来ました。

iPhoneからデスクトップの液晶モニターを見ると
とても眼が楽なのです。
ちょうどこのNEOはiPhoneとの連携も強化されているようです。

実用性と新し物好きの物欲を刺激されて、
心揺らぐのですが、
おそらく今注文しても入手出来るのは夏頃かもしれません。
それくらい人気が出ると予想しています。

このようなワクワク感は久しぶりで、
あの最初のiMacが登場した時以来ではないでしょうか。
あの頃は新製品のインパクトが強烈で、発表と同時に購入していました。
処理能力も加速度的に向上して、
仕事でも直ぐに実感出来ましたら、
ある意味ではコントパフォーマンスは最高だったと振り返ります。

そのような昔の新製品をプラスの進化と言うならば、
このNEOはマイナスの美学だと思います。
敢えて熟成しきった旧いCPUをコスト優先で使い、
ハードを削って限定した用途に特化させるものです。

興奮冷めやらぬ中ですから
しばらく頭を冷やして決断したいと思います。
因みに新色のイエローやピンクも魅力のひとつですが、
私なら敢えて背景に紛れ込むシルバーかな。

院長 小西宏明

2026-03-05 04:47:44

コメント(0)

折りたたむ

メルカリ

時々不用品を整理するためにメルカリを利用しています。
当初宣伝されたように、かなり使い古したものでも買い手がつくという印象はなくなりました。

一方でネット通販の利用が増えた影響で、サイズ感や質感の違いなどから
数回使用して使わなくなった物や
着なくなった服、靴なども出品しています。

ただメルカリが皆さんに周知された結果として
余程珍しいものでなければ必ず同じものが出品されており、
希望通りには売れなくなっています。

そしてもうひとつ最近気になることがあります。
それは転売ヤーらしき落札者がいることです。

値切って安く落札させて、
直ぐさま少し高値で出品して差益を得ているのだと思います。

本当に欲しい人、少なくとも使ってもらえる人に購入して欲しいと思いながら売却したものの、
何だか人の好意を儲けに利用されたようでモヤモヤした気分になります。

これについてAIに質問、対策を尋ねてみると
完全にこのような転売目的での落札者を排除することは出来ないようです。
確かに欲しくて手に入れてもネット上での売買の弱点?により
サイズや質感の違いで已むなく手放す場合もあります。

対策としては他の同様の出品者と同じ価格帯にして
値引かないようにすることをアドバイスされました。

しかし個人的にはメルカリを利用する一番の目的が収納場所の整理なので、
出来れば早々に売却したいのです。

先日も求めに応じて値引きしたら、
何と少しの時間差で別の方に落札されてしまいました。
しかも転売ヤーかもしれません。

メルカリは新しい売買取引としてとても有用だと考えていますが、
出品する側にも工夫が必要です。
つまり使用してもう不要になったものを売るのが良いと思います。

逆に未使用やそれに近い使用頻度の場合は
オークションサイトの方が妥当な価格になりやすいでしょうし、
転売差益が出にくい価格になると思います。

「譲る」と「売る」には微妙に気持ちの入れ方が違いますし、
特に前者の思いを反映するためにこれまでメルカリを利用しています。

まあ人の考え方は様々だと思えば
単純に「気にするべからず」と割り切るべきかもしれません。

またゴールデンウィークに向けて収納場所の整理をしたいと思います。

院長 小西宏明

2026-03-04 22:36:50

コメント(0)

折りたたむ

来年度予算案

年度替わり恒例の予算案説明、並びに検討会がありました。
医師会事業に関してです。

今年度の決算見込み(今月末締め)は好調で、
顧問税理士の先生からは”強気”の予算組みとの”嬉しい”評価を頂きました。

これは主に医師会病院と健診検査センターの業績が上向いていることが
要因と言えます。

ただ課題は山積しています。
累積赤字が巨額であることを前提として
ひとつは医師会病院医師の高齢化と建物の老朽化です。
ふたつめは検査センターの大口顧客の動向。
そして最も懸念されるのは看護リハビリ学院の生徒数減少です。
来年度も定員割れしました。

医師会病院は地域連携の強化や訪問看護の拡大、経費削減が効果を発揮しています。
健診検査センターは健診部門の受診者増加と内部の経費削減です。
いずれも関係者の日々の努力の賜物であり、
モチベーションに繋がっていると思います。

ところが看護リハビリ学院は生徒の授業料が収入のほぼ全てです。
これは教育機関の大半と同じ収益構造です。
つまりもうこの時期で、来年度の赤字は決定していると言うことになります。

注力すべきは受験者、入学希望者の獲得です。
少なくとも定員を充足させなければ黒字化は不可能です。
残念ながら市内の看護専門学校はすべて定員割れで、
これは少子化と函館市外への流出が原因です。

同様にリハビリ学院も大幅な定員割れがあり、
全体的な傾向として医療に進もうとする高校生の割合が減少しているのではないかと思います。
総じて今の若い世代は労働とその対価にとても敏感である気がします。
これは医師でも同様です。

医療従事者は高い志があることに変わりありませんが、
以前に比べて給与や福利厚生が進路を考える上で重要視されていることは否めません。

であれば、有資格者がどれほど貴重な存在であり、
将来に亘り自分の大きな”武器”となることにも気が付いて欲しいと思います。

先日、みらい大学への看護学部設置の方向性が示されました。
医師会としてもこれはいろいろな意味で大きな前進と捉えられますし、
市内の病院では看護師確保に向けて心強いものです。

話が逸れましたが、医師会事業それぞれに課題、不安要因があります。
今の時代は時々刻々情勢が変化します。
予算案はあくまで道標であり、日々の努力が大前提です。

少なくとも去年同時期よりも力強いものを感じるとともに、
不安要因解消に向けて少し余裕をもって取り組めると考えています。

「千里の道も一歩から」
まずは6月からの診療報酬改定に即応しなければなりません。

院長 小西宏明
 

2026-03-03 21:20:00

コメント(0)

折りたたむ

福井日赤の対応

福井赤十字病院は二次救急病院で、
緊急性の高い患者さんを最優先に対応しなければならないことは言うまでもありません。

おそらく今回の対応は余りに多い軽症者に現場が悲鳴を上げているのだろうと推測出来ます。

本日から
1.時間外診療選定療養費 5500円
2.初診時の「特別料金」 医科 7700円
合計 13200円を支払う必要があります。

除外されるのは救急搬送、紹介状のある場合、
そして受診後に入院となるような病態の場合です。

この種の対応は全国各地で検討されてきました。
例えば救急車要請については軽症であった時は7000円徴収する自治体も出ています。

いつも検討が保留されるのは
徴収する対象者を厳密に規定出来るかどうかが問題となるからです。

今回注目した点は、軽症かどうかを入院となったかどうかで判断すると
割り切った点です。
ある意味では市民にわかりやすいと思います。

「自分の判断で受診して、帰宅となった場合は13200円かかりますよ」というメッセージです。

では市民はどうすれば良いのか。
1.救急安心センターへ電話する #7119 です。
看護師や医師が対応しており、緊急性が高いかどうか相談出来ます。
2.近くのクリニックなど受診して判断を仰ぐことです。
軽症であればその医療機関で対応します。
医師は2次や3次の病院で対応しなければならない病態について理解しています。

医療機関の役割分担については以前よりも国民に周知されている印象はありますが、
それでもいざ我が事や家族の事となれば
いきなり2次や3次の”大きな”病院を受診したいとなります。
これを「大病院志向」と言います。

医療の原則は病気の診断と治療です。
少なくとも初診はその入り口である”診断”で、
診断に必須なのは問診、理学所見、そして検査です。

しかし余り重要視されていないかもしれないと感じるのは
それを行う医師のことです。
つまり診断には担当医の能力も重要な要素です。

端的に言えばクリニックでは担当医がわかりますが、
大病院では誰が自分のことを診てくれるか診察室に入るまでわからないでしょう。

にもかかわらず大病院に行こうとするのは、
「検査重視」が背景にあると考えられます。

確かに大病院では血液検査は1時間程度で結果がわかりますし、
救命救急センターならCT検査だって直ぐに出来るかもしれません。

しかし我々医師の立場からは
決して「検査ファースト」ではありません。
医学生、研修医時代に教えられ、さらに指導医となり教育する年代となれば、
問診と理学所見が最優先です。

そしてそのバックにあるのは”頭脳”、
それは知識、経験、思考力です。

大病院にいきなり初診した場合、
どんな医師が担当するかはわかりませんし、
選択することも出来ません。
このことからも「検査重視」であることが推測出来ます。

病院の先生方が、少なくとも時間的な余裕、
引いては思考する時間を確保出来るような診療体制が必要です。
そのためには入り口部分での選別は必須だと思います。

そのやむにやまれずの方策が今回の追加料金の徴収だと理解しています。
実は”お金”は様々な抑止力になり得ます。

今回の福井日赤の取り組み結果はまた後日公開されると思います。
医療機関ごとの役割に応じて患者対応が出来る仕組みの構築は全国の参考になります。

院長 小西宏明

 

2026-03-02 08:41:46

コメント(0)

折りたたむ

  • 件 (全件)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

地図はこちら

お問い合わせ、0138-83-2080
クリニックブログ
Page Top