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手触り

10年近く部屋で使用していた机を交換しました。
院長室はそれほど広くないので食事でも勉強でもひとつの机を共用しています。

開院後しばらくしてニトリで調達したほぼ正方形のテーブル?でした。
3センチくらいの厚みの板を四角に切ったという感じです。
表面は意図的か経年劣化かわかりませんが、少しザラザラになっています。

今回再びニトリで購入しました。


敢えて全体像ではない写真なのは、この部分に特徴を感じたからです。

まず大きさは約10センチ横幅が拡張しただけで縦幅、高さは全く同じです。
大きな違いは天板の手触りです。

宣伝文句にもありましたように表面がとても滑らかで
コーヒーなど液体がこぼれてもサッと拭き取れてしまうそうです。

そして四方の角は丸くなって足がぶつかっても大丈夫です。
さらに天板が薄く、厚み方向にも綺麗に面取りされています。
握ると手のひらにシックリ馴染むのです。
特に角部分は握り返したくなる気持ちよささえあります。

「こりゃ何てことだ」と思ってしまったのでAIに尋ねてみました。

「身体と脳が受け取る情報が大きく変わったという体験」と回答してくれました。

1.人は「視覚」より先に「触覚」で環境を評価する。
机に向かう時、私達は無意識に肘を置いたり、手首を当てたり、指先で縁をなぞったりします。
旧い机では角張って、表面に微細な凹凸があり、全体に直線的です。
そのため身体は常に微少な”緊張”を強いられていました。

ここまででも納得出来ます。

新しい机は表面が滑らかで、角が丸く、巻き込みが手に吸い付くことで、
身体が安全だと判断します。

おーさらに合点しました。

2.丸みは「脳への負担」を減らす。
人間の脳は本能的に尖った物を危険とし、角張ったものには注意を促し、
逆に丸いものは無害とか安心と認識します。

結果として落ち着く、疲れにくい、長く使えるとなる。

3.巻き込みの丸さは「歓迎」のサインである。
天板の縁の巻き込みは机が身体を迎え入れる境界であり、
身体とのインターフェースです。
直線的で角張った縁は
「ここから先は自分で気をつけろ」となり、
丸く手に馴染む縁は
「どうぞ、安心して使ってください」というメッセージです。

改めて人間の五感の中で”触覚”が如何に重要かを認識しました。
「人肌恋しい」という意味がよくよくわかります。
また家具を選ぶ際のポイントもわかった気がします。

新年早々良い買い物が出来たと思いました。

院長 小西宏明

2026-01-19 08:47:28

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スーパーと高齢者

日曜日は1週間の買い出しでスーパーに行きます。
ジムが終わって訪れると駐車場に入りきれず、
別のスーパーに移動しました。

基本的に「時は金なり」で行動しますから。

いつも不思議に感じていたことがあります。
「何故高齢者は日曜日にスーパーに行くのだろうか、
就労していなければ平日の方が混雑しないのに。」です。

何となく理由は考えていたのでAIに尋ねてみました。
すると興味深い回答が出ました。

AIの結論です。
チコちゃんに教えてもらう風に、
「高齢者が日曜にスーパーへ行くのは・・・」

1.社会との接点を感じたいから
2.人がいる空間で安心したいから
3.曜日による不便さを感じていないから
4.外出する「理由」が欲しいから

孤立を避けるための自然な行動とも言えるそうです。

現役世代にとって日曜日は
やっと休める日であり、用事をまとめる日です。

ところが高齢者の認識は少し違います。
社会が動いている日であり人が大勢いる日です。

現役世代は平日のスーパーは空いているのだから、
高齢者はゆっくり買い物出来るだろうとか、
駐車場も空いていているだろうと考えます。

しかし高齢者はこれを「孤独を感じやすい空間」と考えるようです。

我々、特に個人的には「混雑=不便」だと思いますが、
高齢者は「混雑=安心」なのだそうです。

高齢者になると、人と接する機会や社会との繋がりを感じられることが少なくなります。
故に
人が多いと安心出来て、自分も社会の一員だと感じられ、
何かあったときは誰かに助けてもらえる気がするということです。

確かに日曜日のスーパーは家族連れが多く、
子どもの声もしますし、活気ある雰囲気です。
自分も生きている社会の中にいる感覚を得やすくなります。

昔のように何世代もが一緒に暮らすことはなくなりましたし、
高齢独居も当たり前です。
家族とは電話やラインで繋がっていたとしても
生身の人間に会うのはヘルパーさんと美容院くらい。
西部地区なら”温泉”もあるでしょうか。
そして病院は重要なコミュニケーションの場です。

さすがAIです。いつもながら貴重な意見をくれます。

では我々、さらに若い世代が高齢者となった時、
果たして同じような行動パターンになるでしょうか。

ならないだろうと思います。
何故なら、若い頃から他人と直接コミュニケーションしなかった、またはしていないからです。
主な要因はゲーム、スマホです。

今の高齢者と違い、デジタル機器を介して人とコミュニケーションをとることの方が”普通”です。
むしろ人と直接接触したくないかもしれません。
電話でさえも時間を占有されるため、メールやSNSの方が自分の行動の自由度が確保出来ます。
だから混雑を嫌う、避ける行動パターンになると思います。

さらにさらに予想出来るのはAIとのコミュニケーションの増加です。
もう人間と会話しなくなる。若い世代は高齢になっても一日中、AIと話している時代が来るかもしれません。

ただし今のようなスマホやパソコンを介してではないことも十分想定されます。
どんなデバイスか?
ロボットです。人間型ロボット。
それは会話だけではありません。掃除、洗濯、そして食事もやってくれるロボットが一家に一台です。

今なら犬やネコを飼って心の癒やしとされている方も多いと思いますが、
それがロボットに置き換わる日もそう遠くないと思います。
何十年後かの高齢者は”孤独”を感じにくくなるかもしれません。
毎日傍にロボットがいて、AIを介して無限の会話を提供してくれます。

日曜日のスーパーの混雑、
高齢者の安心、
そしてAIとロボットの進化。

「風が吹けば桶屋が儲かる」理論展開でした。

院長 小西宏明
 

2026-01-18 21:17:00

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内科会新年会

今期最後の新年会に参加して来ました。
と言うか、主催者側ではあったのですが。

合計で30名弱、何人かの先生は出席予定でしたがお見えになりませんでした。
場所は毎年同じ湯の川の料亭です。

今年は会の前に開催されていた麻雀大会が
参加人数が規定に達せず中止になりました。

だいたいこのような会に出席されるかどうかは
宴会や交流会が好きかどうかにもよりますが、
一方では高い年齢層ほど出席率が良い傾向にあります。
これまで最高齢であった先生は昨年秋に急逝され、
今回は72歳の年男の先生のご挨拶も頂き、
会場では「60歳は未だ若い」と言う声が聞かれました。

私の個人的な印象では、
働き盛りは病院なら50歳代、
開業医なら60歳代です。
そして70歳を超えていろいろな外の役割を終えられ、ある意味の”悠々自適”かなと思います。

それにしても医師会全体がそうであるように
内科会所属の先生方も高齢化しています。
今回数名の役員が高齢により今期限りで退任されることになりました。

話は飛びますが、
長年当院へ御通院であった患者さんの訃報が届きました。
春から癌の治療のため総合病院へ転医されていましたが、先月お亡くなりになっていました。

開院してから年数が経過すると亡くなられる患者さんが増えてきます。
主な理由は高齢化であり、ほとんどは癌です。
今も数名、癌治療が開始されました。

外科医の立場で手術技術の進歩も然る事ながら抗がん剤の効果は劇的とみています。
私の叔父もステージ3の肺がんでしたが、抗がん剤が著効して
すでに20年近く経ちました。

病気の多くは加齢に関連があります。
加齢=癌と認知症、これには最も注意しています。
そして私が専門とする血管疾患は急死や寝たきりの最も大きな原因で、
徐々に進行する癌や認知症との違いです。

医師とて同じで、今回久しぶりにお目にかかった先生は
癌治療を終えられたばかりでした。
幸い根治に近い状態とのことです。

内科会としての業務の多くは市民生活に関連しています。
例えば休日夜間の当番や学生学童のための学校医です。
昨今増加している予防接種もあります。
医療は電気ガス水道と同じ生活インフラですから、
中断は出来ません。

電気ガス水道もメンテのための人手不足が顕性化していると同様に
医療も着実に医師不足の影響が出ています。
加齢に対抗するには予防しかありません。

昔以上に医師ひとり当たりの責務は増していると思います。
その都度その都度に関係するメンバーで知恵を絞って
役割分担するしかありません。

今日もひとり、次期の役員をご快諾頂きました。
小さな善意の集まりで内科会、医師会は成り立ちます。

院長 小西宏明


 

2026-01-17 21:41:00

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トップのハラスメント

またまた組織トップのハラスメントを疑わせる行為が告発されました。
昨日には本人が一部を認めて謝罪される一方で、
一部については誠に苦しい”言い訳”もありました。

こういった報道では言った側と言われた側の真実は
録音や録画でも出てこない限り、
発言自体に本人の脚色が絶対無いとは言えないため、
注意して見る必要があります。

組織やチーム内のハラスメントは種類を問わず、
1.元々そのような資質があった、
2.地位に就いてから変わっていったのかと言う
2つの視点で分析が出来ます。

資質があったのか。
長になる、選ばれる人にはある特徴が見えて来ます。
1.決断力がある
2.強く主張、発信できる
3.周囲を引っ張っていける
4.妥協しない、へこたれない、頑張る です。

これと表裏一体になるのが、
1.威圧的
2.支配的
3,共感しにく
4.他者の失敗を許さない、高い要求をする です。

故にハラスメントの資質があったのに
長になるまで顕在化しなかったと考えられます。
または未だ露呈していないだけとも言えます。

次に地位に就いてから変わったのか。
どうやらこれについては既に心理学や組織論で多くのことが証明されているようです。

権力が人に与える影響と言えます。
童話にある「裸の王様」現象です。

長という環境に適合してくると
1.自分の判断は正しい
2.自分の感情は優先される
3.相手が悪い、出来ないから自分は怒りを覚える
のように物事の捉え方が徐々に歪んできます。

これは何も組織だけのことではなく、夫婦、兄妹、学校、部活など
狭い人間関係の中にも起こりえるものです。

では何故最近このような事例が多くなったのでしょうか。
実は多くなったのではなく、表に出るようになったのです。
今回の告発者のように自らの氏名、役職、顔までも露出することが
可能な時代になったと言えます。

1.ハラスメントの定義が明確化した
2.告発者保護の意識が高まった
3.メディアやSNSで可視化されやすくなった
4.業績があるから許されるという論理が通用しなくなった 

昔からあったと言われれば、
なるほど子どもの頃、学生の頃、社会人になってからを時系列で考えれば
思い当たることは沢山あるでしょう。

最後にでは何故我々は長になるとこういったことを起こすのでしょうか。
または起こしやすくなるのでしょうか。

3つの要因、個人、役職、組織のせいなのです。

個人の素養、素質は何となくわかる気がします。
役職の要因とは、権力のはき違えとも言えます。そして上に立つことで注意されなくなってきます。
場合によっては成果を上げることで何をやっても許されるという勘違いに陥ります。
組織としての要因は、忖度、沈黙、そして誰からも辞めさせられない雰囲気です。

今回の告発は事例の重大性に大小があれど、実は誰にでも起こりうるものだと思います。
被害者にもなるし、加害者にもなるという意味です。

どうすれば良いのか。
まずはこのような事例が出る度に自分を振り返ることだと思います。
昔、兄妹げんかすると
「やられて嫌なことはするな」と諭されました。
成書には「まず深呼吸しろ」ともあります。

「長」には魔物が住んでいます。
「長」は悪魔の囁きが隠れています。

院長 小西宏明


 

2026-01-16 21:41:00

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新発売のパン

今日、青森でまた新しいパンを購入しました。



「ほんのり甘い生地で焼きりんご風フィリングを包んで
焼き上げたあと、バター入りマーガリンを入れました。」
と説明書きが印刷されています。

特徴的なのは右下の
「あたためてもおいしい」というキャッチフレーズです。

青森のコンビニでは函館に比べるとこのようなりんごを題材とした菓子パンをよく目にする気がしますが、
今回の製品は今までより”ひとひねり”してあります。

実際に温めるとホカホカにパン生地が柔らかくなります。
りんごの固まり感はより強調された別の製品がありますが、
最も違うのは甘さが控えめな点です。

果物として食べるりんごは酸っぱ甘い味と適度な硬さの食感が特徴だと思います。
それを原材料としているにもかかわらず
酸味を抑え、甘味も抑え、硬さも抑え、
パン生地を含めて全体に柔らかさ、ふわっと感を出しています。

高級食パンが一世を風靡しましたが、大きな特徴はふわっと感でした。
今、新発売されるパンの傾向として昔のフランスパンのような硬いものよりも
柔らかさを前面にしたものが多いと感じます。

そして同時に突き抜けた味ではなく、
薄味、まろやかな味が好まれているようです。

次々と新しい製品が店頭に並び、
社内の開発ペースは如何ほどかと驚くばかりです。
少なくとも万人受けを狙うと結局ロングセラーは難しいのではないでしょうか。
むしろ学生向け、ビジネスマン向け、高齢者向けのように味を変えて
オーダーメイド風のものはどうでしょうか。

駅のコンビニ、侮り難し。

院長 小西宏明

2026-01-15 21:46:00

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衆議院総選挙

今日のニュースはこれだと思います。
年明けからある程度皆感じていたことですが、
いざ確定すると何やらザワザワしてきます。

これほど政治を意識させられるのも初めてかもしれません。

ひとつは歳をとり、関係者が身近になったこと、
ひとつは開業して経営を直接的に考えるようになったことだと思います。
特に昨今の診療報酬改定は医療機関の存続する危うくしました。

今年最初の医師会の常務委員会でも
選挙に備えることが話題に上りました。
少なくとも先般提言された医療改革の方針が堅持されない限り
来年度、再来年度、次々と医療機関の倒産、閉院が進みます。
そうでなくとも開業医の高齢化は地方都市では住民の安心安全を脅かしかねません。

大義ない解散、数合わせの解散など様々な言われようですが、
前回選挙から450日余りしか経っておらず
しかも総理自らの判断での解散は初めてだそうです。

医師会主催の新年交礼会には逢坂さんも向山さんも臨席されました。
道南地区の議席がどうなるかよりも
やはり全体として自民党の議席数がどうなるかが最大の焦点です。
株価が急騰したのも理解されます。

北海道は厳しい冬の真っ直中で、
地区によっては選挙の看板の設置すら大変な状況です。
投票日の天候によっては投票に行けない人も出そうです。

受験生にとっては今週末の共通テスト、
その後の2次試験など一年で最も重要な時期です。

年度がかわる前は行事が立て込むのが通常で、
このギリギリのタイミングでの選挙とは如何なものでしょうか。

高市内閣になってこれまで遅々として進まなかった課題が
一気に動いたのは事実です。

その勢いに乗って、或いは乗せられて、
前を向いて進むしかありません。

これが午年、駿馬かと。

院長 小西宏明

2026-01-14 21:08:00

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できない人

学生時代はテストの点数で優劣が決まることが多かったと思いますが、
社会人は違います。
「できる人とできない人」と評される場合、
それは教えられたことの習得状況によります。
物覚えが早いとか遅いとか。

しかし一を聞いて十を知ることも重要ですが、
教えられなくても出来なくてはならないこともあります。
「そんなの常識だろう」という類いです。

今日大好きなスタバに行きました。
いつものようにドーナッツを注文しました。

ドリンクは出来上がってから別のカウンターで受け取りますが、
食べ物はレジでトレイに乗せて渡されます。
今回、何とドーナッツがそのままお皿に乗っていました。
いつも添えられている薄紙がないと、ドーナッツ表面のシロップで手がベタついてしまいます。

申し出ると紙に乗せ替えてくれました。
どうなったでしょうか。

紙を使ってドーナッツを持つと、
その紙の外側にシロップがついていて、結局手がベタついたのです。

そうなんです、最初にドーナッツを置いたお皿を交換せずに
ただ紙を乗せて、その上のドーナッツを置いただけだったのです。
すでにシロップがお皿についてしまっているわけですから、
その上に紙を置けば、その紙もシロップだらけになります。
これではドーナッツを直接持った場合と同じです。

おそらくこのようなケースではお皿を交換しなければダメだ
などと言うことは一々教えられないでしょう。
否、当然考えればわかることで教えるまでもない”常識”だと思います。

だって汚れたお皿に紙を敷いてもねえ。

優秀は人はそうそう集団の中にいるわけではありません。
しかし組織としてチームで仕事をする上で最も重要なことは
「最低限のこと、当たり前のことが言われなくても出来る」です。

もし今回のことを店長クラスに申し出ていれば、
該当の店員に指導はされるでしょう。
しかしその指導方法によってはまた同じような事案が繰り返されると想像します。

何故なら今回の件は
「考えて行動する」という基本が出来ていないことによって生じたからです。

何故紙が必要なのか、
一度使用したお皿がどのような状態になっているか。
そしてどう対処すれば良いのか。

言われたことを文字通りに対応しているようでは
別の失敗を繰り返すでしょう。

スタバは比較的他の多店舗出店型カフェよりも店員の質は良い方だと思います。
ひとつはマニュアルが充実していること、
ひとつは上の者の指導が徹底していることが考えられます。
しかしながら今回のような極めて原始的なレベルのミスについては
おそらく教えようがないかもしれません。
まさに個人の資質の問題だからです。

あらゆる業種で人材不足と言われています。
立て板に水、生き馬の目を抜くような人を選抜するよりも
当たり前のことが出来る人を最低限見抜いていく必要があり、
また教育が極めて重要だと考えます。

人材採用の立場では地雷を踏まないようにしなければなりません。

院長 小西宏明
 

2026-01-13 21:29:00

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休日当番医

今日は休日当番医でした。
9時から開始でしたが、8時過ぎにはもう車が駐まっており、
市内は未だ発熱患者さんが沢山おられるのかなと戦々恐々としてしまいました。

結果、その後は適度に連続して受診されるペースで、
何とかこなすことが出来ました。
しかしスタッフ3名で廻せるのは個々人の高い能力のお陰です。

因みに午後混雑してきた時は予め来院時間を指定させて頂きました。
寒くて天候の悪い日に車の中で順番を待つとか、
クリニックの待合室に大勢で待つのは感染症患者にはとても辛いことです。
目安の時間をお知らせしたり、それまでは自宅待機した方が
特に高齢者や高熱患者さんにとっては良いと思います。

知り合いの小児科の先生も、
受診希望者には診察が近くなったら携帯電話に連絡しておられます。
昨年11月末は日曜日だけで190人だったそうです。

実は今日は当院が休日当番をやる最後の日でした。
正確にはクリニックの場所でやるのが最後です。

以前にもブログで説明していますが、
今年の4月から月2回の休日当番を医師会病院を間借りしてやります。
当番の医師が出向いて診療するのです。

とりあえずは未だ試行期間になるため、
月2回、内科当番は医師会病院間借りと従来のクリニックの2カ所、
それ以外の日曜祝日はクリニック2カ所です。
正式な市民へのアナウンスはこれからになりますが、
医師の高齢化による当番医の不足が主な要因です。

規則上は当番を引退することが可能な高齢の先生方が
今も継続して担当しておられるため、何とか現行の休日当番医制が成り立っています。
もし65歳以上の先生がいきなり全員引退されたら、
残りのメンバーでは休日祝日を廻すことは不可能になります。

道内の中小の都市のみならず、この問題は全国に広がっています。
そして多くの地区では医師がその地区の指定された施設に出向いて診療をするスタイルに移行しています。

「え、医師数が足らなくなるのに場所だけ変えても問題は解決しないじゃないか」
その通りですが、この方式にはもうひとつ重要な改革があるのです。
それが地区にある病院の勤務医の参画です。

もう開業医だけでは1年の祝祭日をカバーしきれないため、
病院の若手の先生にも協力を仰ぐわけです。
当然ながら病院勤務医は自院の日当直もあります。
そして働き方改革で外勤出来る時間が制限されています。

しかし市町村民の休日の急患診療を止めるわけにはいかず、
地区に所属する医師を総動員することはやむを得ないと思います。

となれば住民の皆様においては
不要不急の受診は控えて頂く必要があります。
1か月以上前からの症状であったり、
予防投与の薬希望であったり、
平日に仕事を休めないであったり、
”急病”には該当しません。

以前に「休日当番や夜間急病センターへの適切な受診について
市民に啓蒙しましょう」と常務委員会で取り上げられたことがありますが、
不適切な受診をする方ほど気に留めていないという意見が多く、
結局対応は見送られました。

一般に「重要な事項ほど最も必要な人には届かない」という法則があります。
とても残念です。

来年2027年からはOTC類似薬取り扱いが変更され、
患者負担が増加します。
何から何まで全て国民の税金から支出することを控えましょう、
若い世代への負担を軽減しましょうという主旨ですが、
確かに問題点も多く、今詳細の運用方法を詰めています。

ただ少なくとも休日や夜間に薬が欲しいためだけに受診することが抑制される
ことを願います。

今日改めてクリニックでの最後の当番を終えてみると、
最も感じたのはスタッフの優秀さです。
上記の医師会病院間借り方式に直ぐには参画されない先生方の理由の中には
「気心の知れた仲間と診療したい」というのがありました。

長年一緒に仕事をしてきた言わばワンチームを皆大切にしておられます。

因みに私が参画する最大の理由は
休日にスタッフに休んで欲しいからです。
若いスタッフには思い出作りしたいお子様がいると思いますし、
ベテランスタッフは体調管理の基本となる生活リズムに休日は欠かせません。

長い間お疲れ様でしたと言いたいと思います。

院長 小西宏明
 

2026-01-12 20:48:00

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気温乱高下

今朝は気温5度で、
昨晩の氷と水溜まりが混在した路面からアスファルトが完全に露出していました。

細い生活道路はアイスバーンもありましたが、
お昼前の移動では主な道路は道端の雪山だけになっていました。

ところがテレビのニュースでは日本海側を中心に大雪や暴風に見舞われて、
予報通りの今期最大の寒波襲来であることがわかります。
今晩からは函館地方も注意が必要だと思います。

適度な積雪は身体への負担も少ないのですが、
今期は雪、氷、雨が短期で訪れるような気温の変化で、
特に足元の注意が欠かせません。
この時期に水溜まりを除けて歩くとは思いませんでした。

3連休中日で、今日のうちに買い物など用事を済ませておかないと
明日はどうなるかわかりません。
数年前のようにひと晩で膝上までの積雪となれば
とてもとても人の力だけでは雪かき出来ません。
あの時は同じラインを2回、除雪機で雪寄せしないとアスファルトが見えませんでした。

年末年始の夜間急病センターは例年になく外科患者が多く、
それも旅行者だったそうです。
皆、転倒によるものでした。

いよいよ1月も中旬に入ります。
ここからひと月が、個人的には足元注意、ぎっくり腰注意と考えています。

出来れば適度に雪がある方が安心かと。
でもそんな都合の良いことは御天道様は許してくれないでしょう。

辛抱して参ります。

院長 小西宏明

2026-01-11 20:49:00

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特定小型原付

2023年に自転車、原付に次いで誕生した新たな乗り物が特殊小型原付です。
要するに電動アシスト自転車のペダル無しバージョン。
モーターの力で走らせる乗り物です。

今は自転車も自動車に準じた走行規制を受ける訳ですから、
この乗り物も当然、原則車道走行してナンバーも付けて自賠責保険にも加入しなければなりません。

昨年は電動キックボードなど、自分が乗っている”車輌”がどんなルールや罰則があるのか知らずに
警察に指導されたり違反切符を切られるケースが増えてきました。
特に自転車の飲酒運転は職場での懲戒処分にまで及ぶこともあります。

コロナ禍に電動アシスト自転車を購入したのですが、
結局ほとんど使うことがなく、
新品同然で勿体ないためスタッフの息子さんに差し上げました。
通学など普段乗りに活用しておられ、
本当に良かったと思います。

今回、この特殊小型原付に目が留まったのは
アシスト自転車より楽であることも然る事ながら
免許返納した高齢者の乗り物として注目されているからです。

統計的には日本全国で1日1件以上
高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い事故が起きています。
昨年は池袋の事件の容疑者が93歳で獄中死しました。
最後には自分の非を認めてご遺族に謝罪されたそうです。
事故直後の対応によっては自宅で最後を迎えられたかもしれません。

先週はコンビニの駐車場で中学3年生が撥ねられて即死しています。
最近は60歳代でも踏み間違い事故があります。

人間の能力は年齢とともに確実に衰えます。
しかし生きていくためには最低限スーパーに行く何らかの移動手段を必要とする人もいます。
事故を起こした人の中には山深くに住んでおられて、90歳を過ぎても車を手放せませんでした。

引っ越すこと、移動販売や宅配のサービスを利用することなども選択肢ですが、
やはり自分で自由に移動出来ることは重大な意味があります。

そんなことを考えながら、今回の新しい規格の車輌をみています。
自転車以上、原付以下という感じです。

先日の新年交礼会では医師会所属の年男年女のスピーチがありました。
今年72歳になられる先生方もものすごくエネルギッシュでしたが、
すでに運転免許を返納されている方もおられます。

自分も今年は「アラ古希」の仲間入りです。
因みにその次はアラ傘で、逆に20歳代はアラハタだそうです。

いつかは免許を返納しなければなりません。
でも根っからの機械好きとしては自分で操れるものには関わっていたいと思います。

今回の特殊小型原付、興味津々です。
これなら80歳になっても乗れそうです。
車体も軽いし、カゴも設置可能、デイパックを背負って乗るのも良いでしょう。
Dr.スランプの「亀仙人」のように見えるかも。

特殊小型原付は標識のある歩道で走行可能です。
確か十字街周辺も該当するはずです。
明日から今期一番の寒波襲来の予報ですが、
気持ちは一気にゴールデンウィークになりました。

院長 小西宏明

 

2026-01-10 20:10:00

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