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親指の傷

右手の親指先端に傷が出来てしまいました。
最初はカットバンで保護していましたが、
なかなか良くならないので真打ち登場。


傷に密着して保護してくれますし、
皮膚の感覚も保たれます。
さらに痛みもなくなります。
この製品、形や大きさも多種多様で本当に重宝します。

ところで親指の先端に貼っていてわかったのですが、
日常生活で何と利き手の親指を多用することでしょう。

親指は他の4本の指とは違う働きをしています。
対立指と言われ4本と向かい合うように動きます。
鉄棒を握る形を思い浮かべるとわかります。

怪我などで指を失った際の障害の程度を評価する基準では、
全体を100%として、示指と中指はそれぞれ20%、
環指と小指は10%ずつ。
母指(親指)はそれだけで40%です。
つまりそれほど手の機能で重要な役割を担っているということです。

その機能の源は骨の構造にあります。
他の4本の指は骨と骨の間の関節が蝶板のような構造であるのに対して、
親指は馬の鞍のような形の関節があります。
これによって指の根元を中心として大きな円を描くような動きができるのです。
確かに他の指も回すような動かし方は可能ですが、回転が小さいことと、
大きな負荷には耐えられません。

期せずして親指の偉大さを知ることになりました。
ちなみに傷は乾燥によるひび割れが原因で、
この時期はクリームが欠かせません。

院長 小西宏明
 

2020-01-18 19:43:36

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独居

高齢者問題のひとつに”独居”があります。

医学的側面から独居の問題は何か、
日常診療で感じることも踏まえ3つ挙げられます。

ひとつは食事、栄養の偏り、更に言えば糖質の過剰摂取です。
2つ目は不衛生な状況。不衛生な生活環境、身体の衛生状態の悪化です。
3つ目はうつ状態です。

これらは身体と精神の両面の悪化をきたし、
相互に作用しながらやがて病死、孤独死に至ります。

改善していくためには、独りでない状況を作り出すこと、
すなわち他人との関わりをもつことが重要だと考えられます。
町内の見守り、ヘルパー支援、訪問看護、そして通院などありますが、
いずれにしても毎日誰かと接する、話をすることです。

一方、我々は歳を取るに従って身体能力が衰えます。
まず足腰が弱くなり移動が難しくなります。
排泄行為が出来なくなります。
そして食事摂取も介助が必要になります。
移動、排泄、食事に支障を生じるようになれば、
他人との関わりはより濃厚に必要となり、
見守りから支援、介助から介護にレベルアップです。

移動、排泄、食事のすべてに他人の手が必要になれば、
生きていくためには独居から集団生活への移行です。

そもそも独居していることには理由があります。
単純に独りがいいというのもあるでしょう。
しかし我々は”ひとの社会”の中で生きている以上、最低限の制約は承服せざるを得ません。

人生100年時代と言われます。
生物としての最後が必ずあるわけですから、
これは人生の最後という「遠くを見る」ことでもあります。
どうやってゴールテープを切るのか、考えることです。

院長 小西宏明


 

2020-01-17 18:15:02

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海外留学

医師のキャリアパスを考える上で海外留学には重要な意味があります。

海外に出るということは、その昔日本が未だ発展途上国と位置づけられる時代では、
諸外国の先進的な状況を学び、追いつくことが第一義でした。

しかし今は海外生活への憧れ、英語を使えるようになりたい、箔を付けたいなどが
留学の目的になっている事例も散見されます。
わざわざ遠い異国の地に赴くことの意味を履き違えています。

では医師の場合はどうでしょうか。
以前は大学の医局人事は教授が掌握しており、
これぞと思われる若手医師を海外に留学させていました。
それは海外の新しい知見を得るとともに
自らの教室の実績とする目的もありました。

今は”教授から行けと言われて行く”という留学は減少していると思います。
実際に海外留学した医師は減少しています。
どんな人が留学しているのか?
やる気のある、活動性の高い人だと思います。
留学初年は無給がほとんどですから、それでも頑張って勉強したい人です。

私は留学から戻って今年で25年になります。
当時のボスはもう現役を引退する歳であったり、
同僚達も別の施設に異動しています。

米国は以前よりも海外からの人材受け入れを厳しく審査しています。
医師の場合、留学する年代では未だ十分な研究業績や臨床経験を積んでいないことがほとんどです。
あの山中伸弥先生でさえも20箇所くらいに申請されたそうです。
何処の誰だかわからない外国人に門戸は開かれにくいのです。

出来れば私が推薦状を書けるうちに
若手の先生方のお手伝いをしたいと考えています。

院長 小西宏明

2020-01-16 21:46:36

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循環器病懇談会新年会

毎年恒例の循環器の専門医の集まりに出席してきました。
いつもどおり前半は講演会、その後総会と新年会でした。

新年会では全員が1年の振り返りや新年の抱負、近況報告をします。
兎にも角にも施設の規模に関係なく交流出来ることが本会の特徴になっており、
これが日常診療での顔の見える連携につながります。

少し気になった報告は会員の高齢化です。
函館では住民の高齢化が進んでおり、当然患者も高齢化しています。
更にそれを治療する医師も高齢になり、本会の平均年齢も上昇しています。
つまり循環器を志す医師の減少、そして函館を本拠地とする医師の減少とも考えられます。

循環器疾患は、急性心筋梗塞や急性動脈閉塞症のように分単位時間単位の治療を要するものから、
慢性心不全のように年単位で悪化し死に至るものがあり、
疾患ごとの時間軸が全く違います。

患者に対して脊髄反射的に対応する場合とじっくり腰を落ち着けて取り組む場合の
バランス感覚が魅力だと思っていますが、
医師自身の年齢が上がるにつれてそのような幅広い対応力に体力面の限界を感じることになります。
俗に言う、「若いときは」のフレーズが出やすい診療科です。

某病院の院長先生から若手医師を集めた会を企画しようと言われていました。
大賛成です。
国全体としても高齢者を支えるのは必然的に若い世代です。
医師も同様です。高齢化する医療チームを支えるのは若手医師達です。
我々だからこそ伝えられる循環器の魅力を発信する場が必要です。

来月、昨年に続いて研修医向けのエコーセミナーを開催します。
後継者育成も「継続は力なり」ですから。

院長 小西宏明
 

2020-01-15 23:38:51

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電子カルテと個人情報

500床以上の病院の殆どが電子カルテになっています。
医療記録がデジタル化された恩恵は計り知れませんが、
検査結果の確認漏れなど色々な課題が浮き彫りになってきています。

その中でも個人情報保護は当初からの問題です。
IDを有する病院職員ならカルテを閲覧出来てしまうシステムだからです。
紙カルテなら、実体としてのカルテを用意しなければなりません。
ところが電子カルテでは端末さえあれば全患者カルテにアクセス出来ます。

有名な元プロ野球選手が手術を受けた際、
医師や看護師初め多くの病院職員がそのカルテを閲覧したと言われています。

私は2004年、前職の大学病院に電子カルテを導入した責任者でした。
その際、この問題には特に配慮しました。
翌2005年には個人情報保護法が医療機関に全面施行されました。

私が行ったことは3つです。
1.個人情報の意味を職員に周知すること。
2.カルテの閲覧履歴がチェックできる機能をもたせること。
3.定期的に不正閲覧の監査を行うこと。

人は誰しも他人のプライバシーに興味を持つものです。
これがカルテの不正閲覧の根底にあり、
ある意味では極自然なものとも言えます。

同時に自分が他人から覗き見される立場になった時のことを考えれば、
この行為が倫理的に不正であることも自明です。

このことを理解してもらうために毎年1.を行いました。
それでも不正行為を完全に抑止することは出来ないと思いました。

この問題はどんな規制や罰則を設けようとも、
最後は各自の良心や倫理観に委ねられます。
そのため上記の後半部分の気持ち、すなわち覗かれる立場の不安感を知ってもらおうと考えました。
それが2.です。
自分のカルテを誰かが覗き見していないか、自分でチェック出来るようにしました。
もし閲覧履歴に疑義がある場合は監査請求出来ます。
この機能はかなり不正抑止効果があったと思います。

残念ながら人は悪魔の囁きに負けることもあります。
安心、安全なカルテシステムを維持するために罰は必要です。
それが3.です。

全カルテをチェックすることは不可能であるため、
いわゆる有名人やVIP、病院職員が入院した場合に重点的に監査を施行しました。
実はこの定期監査システムの恩恵を最も感じたのは病院職員自身でした。
自分の職場の関係者がカルテを覗き見ないという安心感です。

他人の情報にアクセスすることと、
自分の情報に他人がアクセスすることは同値です。
このことを肝に銘じて、病気の情報を扱う我々には
高い倫理観が求められます。

院長 小西宏明

2020-01-14 20:58:04

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氷点下

今年は年始早々から日曜日が当番医だったため、
この連休が初めてのお休みでした。
日曜日は掃除の日と決めていますので、連休だと丸一日色々なことが出来ます。

ちなみに昨年の連休、クリニック前はこんな具合でした。

朝からアイスバーンの氷割りをしていました。

今年は積雪さえもないため洗車することにしました。
混雑を避けて7時の日の出に合わせて洗車場に到着。
気温は氷点下4度。
洗車コースは温水を選びましたが、何とボディを流れるうちに凍ってしまいました。
拭き取ろうにも氷の膜です。
ボディをかろうじて流れた落ちた水は地面に向かってツララになりました。
1時間ほど経ちましたが、それでも氷点下3度。

折角雪もなくて喜んで洗車に来ましたが、
水は0度で凍ることを忘れていました。

しかしこんな時間でも数台横に並んで拭き取りしていました。
私はゴム手袋着用しても指先が痛かったのですが、
隣の方は素手で、指が真っ白になっていました。

クルマを大切にする人は沢山いるんですね。

院長 小西宏明
 

2020-01-13 21:58:31

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一寸の虫にも五分の魂

有名な諺で「負けるもんか」の代名詞にも使われます。

ところでこれは「3センチの虫にも15ミリの魂」
とは言いません。
諺には尺貫法が多く使われています。

もちろん現代日本の実生活はメートル法で、”尺”や”寸”は使いません。
ところが米国は未だにフィート、インチ、マイルです。

では何故”尺”や”フィート”なのでしょうか。
諸説ありますが、いずれも身体の部位の長さが元になっているようです。
尺は手から肘まで、フィートは足の大きさ。

昔の人が長さを表現する際に身体の一部を基本にしたことは容易に想像出来ます。
何せ最も身近にありますから。

そしてこの手法は特に建築分野では大変重宝したのだと考えられます。
住居は人が住むためのものですから、
背の高さや手を広げた時の長さなどが
天井の高さや部屋の広さなど様々な大きさを決める際に役立つと思います。

それが故に未だに部屋の広さは、
人が寝たところを想定した”畳”で表現した方がイメージしやすいですし、
土地の広さは”坪”が使われます。
ただ一方、もっと広い畑は”ヘクタール”
さらに広大になると”東京ドーム”なんていう単位です。

ものを測る単位は対象物に紐付いたものの方が理解しやすく、記憶に残りやすいのです。

痛みには単位はありませんが、
針で刺されたような、
つねられたような、
金づちで殴られたような、
切り裂かれるような、
お産のような、
これらで痛みの性質や強さがイメージされます。

そもそも単位は”尺度”と言われるくらいで、
ものを測るとは奥深いことだなあと感じます。

院長 小西宏明
 

2020-01-12 16:15:02

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暖冬と雪不足

今冬は雪が長続きしません。
明け方降っていても午後には融け始めたり、
積もった雪も数日でなくなったり。

去年の今頃なら根雪、アイスバーンが出来ていましたが、
今は頻回に道路のアスファルトが見えます。

昨今の異常気象の一端でしょうか。
温暖化がすべてではないのかもしれませんが、
人間の営みの影響が地球全体に歪みを生じさせているのは間違いないと思います。
恐ろしいのはそれが実感出来るような出来事が頻発していることです。

数日前から武漢で発生した新種のコロナウイルス感染症が話題になっています。
人間だろうとウイルスだろうと地球規模では生命の営みに変わりはありません。

今年は暖冬だなあ、で片付けてしまえないような背後から迫ってくる力を感じさせます。
函館がワインの産地になるのも現実味を帯びてきています。

我々には、異常が続けば、それを想定内と受け入れる力もまた備わっていると考えます。

院長 小西宏明
 

2020-01-11 21:51:50

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足梗塞

足梗塞についてテレビで放映されたようです。
本日問い合わせが数件ありました。
テレビの威力には今更ながら驚かされました。

そもそも足梗塞は医療現場では使用しない用語です。
正式には”閉塞性動脈硬化症”です。
ただ一般の方の関心を引く意味ではわかりやすい言葉だと思います。

こういう放映がなされると、
健康な方は自分は病気ではないという前提で、
当てはまらない項目重視します。

一方すでに何らかの病気をもつ患者さんや高齢者では、
ひとつでも当てはまる項目があると心配されます。

この心理状態は極めて理解出来ます。
同様のことが特定健診でもあります。
日頃医療機関を受診するような体調不良がない方にこそ受診して頂きたいのが”健診”の目的です。
実際は定期通院や検査をされている方のほうが積極的に受診されます。
実は特定健診は必要最小限のチェックのみで、定期通院でのチェックの方が詳しく行われています。

無症状や軽微な症状で病気を発見したいのが予防、未病の医療です。
しかし皆が皆、医療機関を受診したり検査するとなると
病院の混雑、不要な検査の乱用が危惧されます。

超高齢社会では健康問題は最優先事項でしょう。
これからますます健康不安を訴える方は増えていきます。
その全てを医療機関で受け入れることは不可能です。

そこで#9110のような相談窓口が重要です。
病院を受診した方が良いかどうか、まず相談することです。

小児ではすでに#8000(小児救急電話相談)があります。
また東京や大阪、札幌など一部の地域では
#7119(救急安心センター)があります。

例えば高齢者電話相談#5000(高齢の語呂合わせ)
なんていかがでしょうか。

院長 小西宏明

2020-01-10 21:00:00

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年初の診療

今日は青森で診療でした。年末以来2週間ぶりでした。
間に年末年始の長期休暇を挟んだせいか、ワンチームながら些細な手順を忘れていることがありました。

アメリカでは月曜日と金曜日に生産されたクルマは買わないほうが良いと言われます。
休暇明けでボッとしやすい月曜日、週末の休み前で浮ついている金曜日、でしょうか。

手術には”職人芸”や”手先の繊細な仕事”があると思います。
微細な血管吻合はいわんや、皮膚の切開でさえも症例ごとの違いを感じながら微調整しています。
長く外科医をやっていれば、そのくらい敏感になります。

You Tubeで厚焼き玉子やたこ焼きを焼くところを見ることがあります。
先日はかぼちゃのスープの動画を観ました。
料理人は毎日同じ食材で、同じ手順で、同じ味に仕上げています。
いつもこの類の動画を観ながら、
狂いのない均一な職人芸と手術とを重ね合わせています。
大いに参考になるからです。

考えながら手を動かす、
手を動かしながら考える。
外科医独特の作業には休暇はありません。

院長 小西宏明
 

2020-01-09 21:11:00

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