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介護認定審査代表者会議

本日は介護認定審査に関わる皆さんとの会議でした。
毎年15000件の審査を23のグループに分かれて
月に2回審査を行っています。

年々高齢者が増加して一定割合が介護申請を行っているわけですから
当然対象者は増加します。
しかしその高齢者でさえも2040年頃には減少に転じます。

会議の前に事務局担当者と雑談しましたが、
上記の対象となる高齢者の増加に対して
審査を行う少なくとも医師数は対照的に早く減少に転じています。
医師も高齢化によって診療以外の会議や公的な業務を辞退したり、
さらには閉院も相次いでいます。
市内の医師会会員数は減少の一途です。

若い先生方は新たに開業されないのか。
例え地域医療に開業医として貢献したいと思っても現実は益々厳しくなっているのです。

すなわち昨今の診療報酬改定と物価高により
新規に戸建てで開業することが非常に難しくなりました。
例えば病院であれば1ベッド当たりの建築費は1.5から2倍に高騰しています。
クリニックであっても同様で、工務店の人手不足と人件費上昇も重なって
土地代から積算すると”ビジネス”としての経営計画が成り立たません。

しかも今後益々診療報酬が減額されるなら、
全くもって借金の返済期間は延びるばかりです。

昨年秋には筑波大学付属病院の待合室の椅子がボロボロで穴が開いていても交換出来ていないとか、
天井に雨染みがあっても修繕出来ない状況がニュースになりました。
実は大学病院のほとんどが資金が枯渇して医療機器更新でさえも滞り、
とてもとても待合室の椅子まで手が回らないのです。

話を戻して、このまま地域の開業医の数が減少すれば
こういった介護の審査をする先生がいなくなり、
市民が介護申請をしてもなかなか手続きが終わらない事態が訪れます。

因みに昨日の報告では函館市は直近で申請から介護度決定まで37日余りでした。
国が定める期限は30日以内ですが、現実にはそれを達成出来ている自治体は非常に少ないはずです。
函館市は頑張っている方です。

今日、来年度の学校医の春の児童内科検診の連絡がありました。
私が担当する小学校では3日に分けて行っています。
出来るだけ診療を止めないようにお昼休みを返上して
看護師同伴でお伺いしなければなりません。

実は市内にはひとりで7つくらい掛け持ちされている先生もおられます。
先ほどの高齢者より先に若い世代、特に児童数は減少しているにもかかわらず
それ以上に内科小児科の医師が足りません。

今回の事務局報告で明るいニュースもありました。
それは介護審査のデジタル化の広がりです。
これまでは認定に必須な主治医の意見書はすべて紙運用でした。
また審査会も市役所会議室に参集する必要がありました。

今は意見書がデジタルファイルとなり、自宅で審査して、
さらに審査会当日はWeb参加可能になりました。
業務の著しい効率化が図られたと思って評価しています。

事務局に問うと、紙の使用量、各医師への郵送料、そして終了した個人情報を含む資料の廃棄処分料が
節約されたそうです。
iPadが世の中に登場して直ぐに大学病院の会議資料は紙からデジタルに変わりました。
医師会の理事会もタブレット端末で資料閲覧しています。

デジタルはデジタルで別の費用が掛かりますが、
少なくとも我々医師にとっての「紙からデジタル」はまさに「時は金なり」なのです。

個人的には公的診断書の類いも早々にデジタル化して頂きたいと願っています。
だって保険証がマイナンバーカードになったわけで、
国民を番号記号で管理出来る恩恵は多大です。

今後情報のデジタル化が進み、少なくとも欧米の先進国や韓国並みに医師の負担が減ることは喜ばしいことです。
デジタル化は医師数減少へのひとつの有効な手段だと考えます。

院長 小西宏明
 

2026-02-13 21:58:00

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口癖

ここ最近は総選挙のお陰で
いろいろな人の演説、討論、インタビューを多く見聞きしました。
因みに目立つのは高市総理、麻生副総理、小野田大臣、小泉大臣などなど。

政治家はまずは国民に訴えるということが仕事の大前提ですから、
「弁が立つ」ことは非常に重要です。

我々一般人では文脈をつなぐ単語の多用、特別な意味を持たない言葉など
いわゆる口癖のように耳に付いてくる場合がありますが、
彼らの多くは「立て板に水」とまではいかなくとも、
言葉がスムーズに出ています。

最近とある自動車メーカーの開発責任者のインタビューを聞いていると
非常に気になったのは「やはり」という言葉の繰り返しでした。
もちろんバリバリのエンジニアで話すことを生業とされているわけではないだけに、
無意識に多用される心理に興味をもってAIに尋ねてみました。

なぜ「やはり」を使うのか。
1.自社の一貫性を守るため
メーカー責任者は開発思想、ブランド哲学、技術方針などをぶらしてはいけない立場です。
「やはり○○を大事にしています」、「やはり我々としては安全性が最優先です」など
昔からの会社の方針がぶれていないことを強調することになります。

2.主導権を握られないため
評論家は特に挑発的で鋭い質問をします。
その際に例えば
「今回は少し方向転換されましたね」に対して
「やはり我々としては○○」と回答し始めることで、
相手のフレーミングをやんわり修正したり、
話題を自社の論理に戻し、
受け身ではなく主導権を保とうとするのです。

3.批判を受け流すクッション
「やはり難しい課題でした」
反論せず、認めすぎず、柔らかく受け止めます。
防御のための表現です。

4.想定内を演出する
責任者の立場で想定外や予想していなかったとはなかなか言いにくいものです。
「やはり」を使うことで、我々は分かっていた、想定の範囲だということを
主張することになります。

5.心理よりも「立場の言語」
そもそも対談されている個人の心理というよりも
組織を背負う人の話法と見るのが自然だそうです。

いつもながらAIの分析、説明はひとつひとつが納得出来、
それと同時にモヤモヤしたものが整理されます。

実は今回、「やはり」を多用する人の心理を尋ねてまずは回答をもらいました。
それでも十分だったのですが、
AIからは「多用していた人はどのような立場、どのような状況でしたか」と
逆に質問がきました。
「自動車評論家との対談に出ている製造メーカーの責任者です」と回答しました。

すると前記のような5つにまとめられたのです。
こちらの疑問を深掘りしてくれました。

AIの進歩は言うまでもなく、
その基盤となる3ナノの半導体が新たに熊本の工場で量産されることが決まりました。
ハードとソフトの両面で開発は加速度的だと思います。

回答の内容が的を射たものになるためには
AIにどのように質問を投げかけるかが”肝”になり、
「AIの使い方講習」と称するものは、上手な質問の仕方の勉強会のようなもので、
今や小学校の授業でも取り上げられています。

このままAIが進化すると我々がわざわざに疑問や質問を入力しなくても
勝手にこちらの状況から疑問ー回答の無限ループにも入れると思います。

例えば社内の会議はボイスレコーダーから自動的にAIが議事録を作成してくれます。
ある人物が発言すると、AIがその真意を瞬時に解説、または勘ぐってくれて
次に自分が返すべき発言内容を提示してくれるようになるかもしれません。
仮に3つ模範解答を出してくれるなら、
人間はそのうちの一つを選んで発言します。

そうすると相手方のAIがその回答の真意を分析して、
また模範解答を提示してくれる。

この繰り返しで会議が進行して、
場合によっては会社の方針が決められていくでしょう。

何とも想像しただけで面白い世界ですが、
直ぐに実現されると思います。

「我思う、故に我あり」デカルトはAIの出現を予想していたのでしょうか?

院長 小西宏明

 

2026-02-12 21:26:00

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サンドイッチ

諸用で東京に日帰りして来ました。
幸い真冬日、積雪の心配はなかったのですが、
念のためJRで往復にしました。

飛行機は速いし、函館は空港と市街地が近いことが特徴です。
しかしながら手荷物検査や搭乗時間に時間的制約があります。

それに対して新幹線の場合は東京駅を起点に行動できる利便性があり、
さらにもうひとつ、駅のいろいろな美味しいお店も楽しみです。

と言うことで久しぶりにサンドイッチのお店に行きました。
約1年ぶりでしたし、東京駅はお店の移転や閉店も早いため、
記憶を頼りに探してみると、ありました。
ただ以前よりも小さい?

実は函館に戻って調べてわかったのですが、
昔行ってたお店は1月18日に駅改装工事のため閉店していました。
別のフルーツサンド店を訪れていました。

新幹線の中で食べようと思っていたのですが、
兎に角乗客の多さには驚いてしまいました。
全席指定なので通路に立っている人はいませんが、
隣でモグモグされるのも嫌がられるかと遠慮して、
結局お楽しみは家に着いてからになりました。

違うお店とは言え、大好きなサンドイッチですから大満足でした。
学生の頃からサンドイッチとおにぎりは”ながら”勉強出来るので好きでした。
味より実利優先。

最近はおにぎり専門店があるようですが、
北海道に来て好きになったのはセブンイレブンにある甘い小豆の赤飯握りです。
こちらの赤飯は甘いので最初驚きましたが、今はもう嵌まっています。

以前にブログでも紹介したまい泉のヒレかつサンドも大好きで、
京都大学で共同研究の定期会議が有る時の定番の昼食でした。
これも久しぶりに食べたくなりました。

さて明日はまた青森往復新幹線です。
先週は駅内のドトールコーヒーが材料入手困難で臨時休業していましたが、
どうなったでしょう。

楽しみです。

院長 小西宏明
 

2026-02-11 22:11:45

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責任感

昔から言われたことだけやる人になってはダメだと諭されます。
「一を聞いて十を知る」という具合に目指すべきところを表現することもあります。

相手が直接言葉に出していないことまでも察して行動することは
時として過剰だったり、余計なお世話だったり、全くトンチンカンになってしまうことがあり、
やはりその”案配”は経験によって培われると思います。

その辺りを心得た病院事務スタッフのことを紹介します。

今日、昨年末に総合病院に紹介した患者様のご家族から
病院の診療内容についてのクレームがありました。
当院では対応出来ない治療であったため総合病院へ紹介した経緯です。

直ぐに担当医から予定した治療内容や日程の御返事があり、
治療終了後に再度報告頂くのが普通です。

途中経過について紹介元に説明を求められても
先方の診療内容がわからないわけですから、
何も申し上げられません。
当院スタッフも異例のことでとても困惑してしまいました。

まさに「直接担当の先生に尋ねて下さい」と返答せざるを得ません。

それについて病院の連携室に連絡して
ご家族への対応を御願いしました。

とまあ、普通であればここまでのやり取りで終わりです。
しかし連携室の担当者はとても責任感の強い方だったと推測しますし、
何よりも自院の診療に対するクレームなので、
必死でご対応されたのだと思います。

しばらくしてからご家族のご不満や病院側と齟齬が生じた部分を確かめられ、
わざわざにFAXで説明を送って下さいました。

結果的には医療従事者側の説明不足でした。
ただ同じ専門医として、さらに総合病院勤務の経験から事情を擁護するわけではありませんが、
心臓血管外科では取り扱う疾患や手術内容は特殊であり、
命に関わる緊急事態は日常茶飯事です。
そのため予定していた検査や手術が中止になったり延期になることがあります。
病気や診療内容に優先度を付けなければならないからです。

専門医の数も限られ、院内の設備も無尽蔵ではなく、
医療資源を有効活用することへの市民の理解が不可欠です。

どうやら今回の患者さんは予定した治療が当日ドタキャンされ、
より緊急性の高い急患対応が優先されたようでした。

大学病院の頃、予定手術を延期せざるを得ないことは度々でした。
何故なら急患が多かったのです。
それこそ医局長であった時は、
24時間365日、予定手術と緊急手術の調整に奔走していました。

そんなに患者数が多いのか、その通りです。
そんなに急患が多いのか、その通りです。
病院にいると世の中の人皆が病気だと思えるほどです。

話が逸れましたが、
その連携室の担当者のお陰で事情が詳細にわかりましたし、
さらにご家族も納得されたようでした。

こういう人が院内にいるといないとでは
その病院の信用や評判は大きく変わります。

自分の仕事に責任を持ってあたるのは当然ですが、
”何処”までやるかは個々人次第です。

事実関係を出来るだけ正確に把握して、
至らぬ点は謝罪し、見解の相違は丁寧に正していく。
実に精神的には負担となる仕事です。

しかしそれをおそらく病院の為として実行出来る人材は
早々いません。

こういう人を育てていける病院は素晴らしいと思います。
表からは目に見えない部分です。

是非これからも患者さんのため、病院の為にご活躍頂きたいと思います。

院長 小西宏明



 

2026-02-10 23:04:25

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総選挙

衆議院は総選挙であり参議院は通常選挙と呼ばれます。
これは衆議院では定数全員を一気に選挙で選ぶからであり、
しかも総理大臣の専権事項として4年の任期前に解散総選挙にもなります。
他方参議院には解散はなく、3年毎に半数を改選する定期選挙だからです。

新潟で行われた麻生氏の応援演説ではなかなか面白い解釈を展開して
聴衆を虜にしていました。

総選挙とは政党を選ぶ選挙であり、総理大臣を選ぶ選挙だと言うのです。
もし高市早苗を総理にしたければ、日本の舵取りを任せたいなら、
自由民主党を選び、かつここにいる○○氏に投票しなければならないと。

日本はアメリカ大統領選挙のように直接選挙ではないと。
○○氏が当選すれば、彼は自由民主党だから
当然首班指名選挙では高市早苗に投票する。

わざと総選挙の意味を自己流に説明して、
さらに高市人気を上手く取り込んで候補者への投票を促す。
実に熟年議員、重鎮の横綱級の応援演説だと思いました。
しかも映像を見る限り読み上げ原稿はありません。

一方で中道連合についてはあのポスターを揶揄するコメントが多数ありました。
老獪な重鎮二人が斜め上を向いて「生活者ファースト」と唱えています。
明日の日本、明るい未来に向かうという意味も込められるのかもしれませんが、
野田代表68歳、齋藤代表74歳です。いわゆる「アラ古希」です。
第二の人生を楽しむ年代です。
比較的健康で働く意欲や趣味を楽しむ余裕があります。

生活者と称されるのは今の物価高、子育てなどで忙しく頑張っている世代で、
アラ古希とはある意味真逆の世界にいます。

麻生氏は先の応援演説で
「中道って何ですか?」
「何も決めないんですか。」と言われていました。

今回の選挙結果は自民の大勝も然る事ながら
政治を担う人、政治を選ぶ人が若返った感じを受けました。
ひとつにはネット、SNSの影響力があります。

急速な勢いで選挙や政治の有り様は若い世代に移っていると思います。
その最たる例が道南8区の選挙結果だと考えています。
逢坂氏66歳、向山氏は1983年生まれの42歳です。

自分が42歳の時は大学病院に電子カルテを導入する準備期間中で、
連日20近い会議に出て運用の詰めの作業をやっていました。
大学病院で過労死しそうな3人の医師のひとりと言われました。

因みに向山氏を応援した大泉市長は59歳です。

とにかく課題山積の国内外情勢です。
しかもそこにAIという伏兵が現れています。

麻生氏は前の内閣では1年でほとんど何も変わらなかったが、
高市内閣ではたった3ヶ月で次々に物事を前に進めたと言われました。

今回の選挙で国民が望んだことには「スピード」があると思います。

これから数ヶ月、ちょうど年度替わりでもあり、
大いに期待しています。

院長 小西宏明

 

2026-02-09 21:56:00

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直感

値段の高低にかかわらず衝動買いをしてしまった経験は誰しもあると思います。
失敗したなとか良い買い物したなとか結果は様々で
それもまた人生経験です。

車の紹介を生業とするとあるYouTuberの最新動画を見ました。
今回はずっと探しておられた20年以上前のMINIという車を購入したという内容でした。

非常にマニアックで詳細は控えますが、
私も拘りを持ってお目当ての中古車や旧車を探す口なので共感を覚えました。

その動画の最後にとても印象深いことがありました。
その方はカーセンサーという中古車サイトで車を見つけて、
直ぐさま販売店に電話して翌日に訪問されました。

どんなに貴重な車なのかという説明、
その車種のメンテナンス上の弱点、注意点、
そもそも20年も前の中古車を買う自己責任、
多々参考になる解説の最後に、
「車両以外の要素(大事)」を挙げられていました。

2つのことでした。
ひとつは実車を見たときの第一印象です。
「きれいだな、良さそうだな」、直感です。

二つ目は事前に販売店に電話した際の応対だそうです。
「何となく信用出来そうだな、誠実そうな人だな、このお店は大丈夫そうだな」
「実はここに来る前にほとんど購入は決めていました」と吐露されました。

これって車の購入でなくても、全く似たような体験はあります。
どんなことでも結局人と人とやり取りになっていくものです。

「人の振り見て我が振り直せ」と言われますが、
こういう趣味でのんびり視聴している動画であっても、
自分の日常に重ね合わせると戒めになるものです。

何となく良さそうだなと思って貰えるにはどうしたら良いか。
それは個人はもちろん、会社であっても、店舗であっても。

逆に口コミや評判の良い、信頼出来る大企業や公的機関であっても、
第一印象が悪かったり、担当者と何となくフィーリングが合わなかったりすることはあります。

いろいろな意味での”直感”は
実は往々にして「当たらずとも遠からず」です。

特に自分の生命や財産に関わることであれば、
”直感”も十分判断材料として良いと思います。

昨日アップロードされた動画なので、
また実際に納車されてから追加報告が上がるはずです。

自分の好みとは全く違う車種ではありますが、
車を手に入れて喜んでおられる姿で、
我が事のように嬉しくなってしまうのは、
これを「車バカ」と評するのかもしれません。

因みに動画のタイトル
「狂気の車種セレクト!!(バカなのか)」
私もそうです。

院長 小西宏明

2026-02-08 18:18:31

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トヨタトップ交代

トヨタの佐藤社長が3年で退任して新たに近社長が誕生することになりました。
豊田氏が14年務められたことと比較して余りに短い異動には
それなりの意味があると思います。

記者会見で示されたのは2つのことでした。
トヨタとして次世代に向けての「稼ぐ力」と
日本の産業界全体を見据えた「競争力」です。

近氏が前者を新しく担い、佐藤社長は後者を担当するために
現在の日本経団連副会長職と日本自動車工業会の会長職に”注力”していくということです。

これは一重にEVを取り巻く世界環境の著しい変化が主因だと考えています。

豊田氏は車が好きな人、
佐藤氏は車造りが好きな人、
そして近氏はお金や数字が好きなおじさんだそうです。

なかなかわかりやすい例えだと思います。
確かに豊田氏は子どものように”車好き”です。

この人事異動については個人的には別の見方もしています。
会社の稼ぐ力とは「木を育てること、木を見ること」であり、
産業界における競争力とは「森を見ること、守っていくこと」です。

佐藤社長の異動を議論したトヨタの役員人事案策定会議では
木と森を同時並行に見ることが今の時代では難しくなったと考えたのではないでしょうか。
故に2人それぞれに役割分担したのだと考えています。

今回の人事を何故こんな風に分析したかと言えば、
医師会の現状に照らし合わせられると思ったからです。

少なくとも北海道医師会とその下部に位置する郡市医師会、すなわち函館市医師会は
全員が自分が所属する医療機関のトップです。
そしてその大半が開業医です。

すなわち「木を見る」立場にありながら、
同時に北海道の医療、郡市の医療、さらに日本の医療を考える「森を見る」役割も担っています。

今までは木を見て森も見てきたと思いますが、
これだけ医療介護の財政が厳しく、財務省主導で収入に制限が加えられる中では
木を育てる人と森を栄えさせる人は別々の方が良いと考えています。

特に函館市医師会のように自ら事業を行い、
しかもその規模は親会社である北海道医師会をも凌駕しています。
にもかかわらず巨額の赤字を抱えているのです。
札幌市医師会の潤沢な財務状況とは全く違います。

医師会の意志決定組織である理事会の構成員が
全員手弁当のボランティア活動であることもこの業界の特殊性を表しています。

トヨタの今回の決定は少なからず私自身のこれまでモヤモヤしてきた考えを
具現化したものだと捉えています。

近氏のこれからの会社の舵取りにも期待しますが、
それ以上に佐藤社長がこれから産業界、政府などともどのように関わって行かれるのかに
大変興味があります。

院長 小西宏明

2026-02-07 08:18:27

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こむら返り

毎週木曜日は青森で手術をしています。
普段よりも歩く距離が長いこともあり、
その夜はかなりの確率でこむら返りに襲われます。

クリニックにはこむら返りが主訴で受診される方も少なくありませんが、
これは主に腓腹部の筋肉の痙攣であり、
その原因のほとんどは生理現象です。

ただ起きやすい要因がいくつかあり、
その一つが筋肉疲労です。
必ずしもスポーツ選手のように絶対的な過重運動による疲労ではなく、
我々一般人が急に筋肉に負荷を掛けた場合のような相対的過重疲労でも起こりえます。
高齢者に多いのは後者のパターンで、日常よりも少し多く歩いたり動いた日の夜に発症します。
簡単に言えば「運動不足」です。

今回は夜中1時間おきに2回、
それも1回15分以上ベッドから起きて座って耐えなければなりませんでした。
いつもより相当ひどい状態でした。
幸い右、左順番に起こったのですが、時には両下肢同時ということもあります。

何故こんなに強く痙攣したのか。
理由はわかっています。
新青森駅から病院までの道が雪でものすごい状態だったからです。

地面から約40センチくらいが根雪で、一部ロードヒーティングされている路面からは雪の階段で2段上がったところが車道でした。
人が通れるように除雪して下さっているのですが、
路面の凹凸が激しくて
足首が大きく揺さぶられる感じでした。その度にふくらはぎに緊張が走ります。
誤って深い雪に埋まると長靴でさえも雪が入ってしまいます。

積雪が深いため轍も尋常ならざる段差になっており、
軽自動車のような小さなタイヤだと、
上手くハンドリングしないと車体の底が轍で持ち上げられてタイヤが空転してしまいます。

多分18インチ以上のSUVのタイヤでないと
轍に沿って走行は出来ないと思います。

テレビ報道で青森の災害級の積雪を見てきましたが、
見知った道路がこんな状態だとは想像していませんでした。
その病院の駐車場が民間のタワーパーキングを利用しているため、
道路から右折または左折で入庫する車で長蛇の列でした。
特に右折で轍を乗り越えるのは容易ではなさそうです。

見かねて守衛の方々が道路の轍を崩そうとしていましたが、
硬い氷になっており、本格的にスコップで崩さないとダメなくらいです。
生活道路は悲惨です。

歩くのも大変、車も大変。

来週にはもう少し雪が減っていることを期待したいと思います。
でなければまた夜は独りベッドサイドに座って
こむら返りに耐えるしかありません。

院長 小西宏明
 

2026-02-06 21:19:00

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函館市内にもフランチャイズチェーンの鰻の成瀬があります。
ところが全国的には閉店が相次いでいるそうです。

どうやら一番の理由は”味”みたいです。
成瀬の特長はアルバイト店員でも鰻の調理が可能なように
予め加工してパック詰めされた鰻がお店に供給され、
コスト削減で安価に食べられることです。

つまり”焼き”がないのです。
実はこれが味の良し悪しを左右しています。

鰻通の人がいくつか我々の勘違いを指摘しています。
1.実は天然よりも養殖鰻の方が美味しい。
天然物は油が乗りすぎて単にフワフワするだけですが、
養殖物は適度な硬さと柔らかさでその強弱の方を美味しく感じられる人が多いそうです。

2.中国産よりも国産の方が美味しいは誤解。
日本よりも中国の養殖技術の方が高いそうです。
味の違いはもっと別にあります。

3.どんなに良い鰻でも焼く人によって味は変わる。
有名な老舗鰻店でもその日、その時の焼く人によって味は全く変わるそうです。
昔から鰻は「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言う格言があるくらい、
鰻職人の技術習得は難しいのです。

つまり鰻の旨さは素材も然る事ながら最後の調理工程である”焼き”が非常に重要だと言うことです。

安価に鰻が食べられることで急成長したフランチャイズチェーンですが、
ここに来て鰻の価格が上がって利益率が低下しているのではないかと思います。

食材費が高騰している中で良く言われるのは
「食材の質や量、種類を減らして価格を維持するか、
高騰分を価格転化してでも品質を維持するか」

もちろんレストランなのか料亭なのか、街の飲食店なのか、
はたまたお弁当なのかによって店側の対応策は様々ですが、
わざわざにお金を払って飲食する場合、
消費者が求めているのは”味”だと思います。

最後にもうひとつの誤解があります。
それは鰻が最も美味しい季節です。

4.鰻の旬は今、冬の方が脂が乗っているそうです。
では何故夏バテ防止の土用の丑が注目されるのか。
その時期の鰻は余り味が良くないので販売促進の意味もあるそうです。

確かに冬の寒さに対応すべく身体に脂肪を蓄えるのは
理にかなっており、美味しいのも納得です。

ならば、「今でしょう」
最近鰻は食べていませんでした。

院長 小西宏明

2026-02-05 04:16:47

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ゴム靴

先ほど妹からラインが来て、
旦那さんが千歳出張から戻ったそうです。
以前推薦していた極寒仕様のダウンコートと小樽第一ゴムの靴が大活躍だったみたいです。

確かに今期の札幌方面の雪は災害級ですし、
東京では考えられないような路面状況にもびっくりされたと思います。

私も北海道に来るまでは長靴やゴム靴は梅雨時のものと思っていましたが、
小樽第一ゴムの靴に出会ってからは
それまで使っていたスノーブーツは順番にメルカリなどで手放しています。

今日の函館は最高気温7度で、
積もった雪が融けてシャーベット状になったり、
一部は深い水溜まりを作っていましたが、
長靴なら靴下やズボンの裾を気にせずにどんどん歩けます。

小樽第一ゴムの靴は底が適度に薄くて
足の裏で地面の凹凸を感じられます。
もちろん底の形状には沢山のノーハウが詰まっているのだと思いますが、
それよりもゴム独特のホールド感と接地感の方が滑りにくい安心感につながる気がします。

暖かいのは明日までで週末は冷え込む予報です。
この水溜まりが凍って上に雪が積もると絶対骨折に注意です。
「あ、転ぶなあ」とわかる時間があれば、受け身のように身体をクッションに出来ますが、
不意に後ろ向きにバランスを崩すとおそらく手を出してしまい手首を骨折するか
もしかすると腰椎圧迫骨折かもしれません。

もう子どものように上手に転べるほどの柔軟性がないわけですから。
週末に向けて注意して歩こうと思います。

院長 小西宏明

2026-02-04 21:51:05

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