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勉強会

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今日は外科医会の講演会でした。
前半の座長を依頼され、始めて参加しました。

後半は北海道大学附属病院長で脳神経外科教授のご講演でした。
講演は2部構成で、脳梗塞治療の最前線と病院長6年で考えてこられたことをご報告頂きました。

特に後半は興味深く拝聴しました。
大学病院や国立のセンターが指定される特定機能病院。
高度医療を担い、かつ研修施設として全国の病院を先導する責務を課せられています。
しかし現在、東京女子医大と群馬大学は取り消し処分を受けています。

大学病院の運営に携わった経験から感じることは、巨大化(肥大化)させられた組織を医師だけが中心となって運営することの厳しさです。昔病院長が言われた言葉を思い出します。
「病院長に課せられる課題は多いにもかかわらず、人事権や予算執行権など重要な権利は制限され、挙げ句に不具合の責任だけは取らされる。」
病院長の成り手はもちろんですが、いわゆる執行部にさえも加わることを遠慮する医師が増加していました。

先生のお話で病院執行部には医療安全選任医師と経営を担う人材の必要性について触れられました。
これは実感として理解出来ました。

前職では医療安全を担当する医師がいましたが、外科手術も行いながら正に孤軍奮闘しておられました。
ただ医師にとってはとても心強い存在でした。

そして経営を担当していたのは私でした。病院経営全体を俯瞰し、問題点をみつけ、現場の診療科に事情説明と改善策を提示しました。
経営優先は、ともすれば診療の制限や縮小を来し現場医師の反発を招きます。
一方事務方トップや学長から指摘される課題は山積です。

無駄をなくすとは簡単な言葉ですが、何が”無駄”なのかを決めることが大変な難題です。

病院長やそれぞれ組織のトップは最後は孤独だろうと思います。
講演でも述べられていましたが、信頼の置ける有能な参謀をもつことがリーダーの心身のバランスを維持するためには不可欠だと感じます。

来年3月で任期を終了されることへ労いの言葉をお送りしたい思いでした。

院長 小西宏明

2018-11-30 23:24:00

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