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体調不安

体調不安

一般的な傾向として高齢になれば社会との接点は減ります。
子どもたちも独立すれば家族との会話も減ります。

一方で体力は衰え、日々の体調変化は大きくなります。
定期通院の割合も高くなります。

この2つのことが組み合わさるとどうなるか?
独り悶々と自分の身体のことを心配する時間が増えていきます。
それを助長するかのように昼間を中心として病気を取り上げたTV番組が放映されます。
特に軽微な症状や良く遭遇する症状が重大疾患につながるというストーリーは高視聴率だろうと思います。

我々人間の身体は、外的内的な変調に対しての予備力や適応力が備わっています。遺伝子レベルでの修復機能もそれに当たります。
それはすなわち24時間365日全く同じ体調ということではないことを示しています。
そこに”老化”という因子が加わると話はさらに複雑になり、今自分の身体は正常なのか異常なのかが自らでは判別しにくくなるのです。

若い方はインターネットを駆使して体調不良の原因を探り、
病気ではない理由を見つけます。
高齢者はテレビや知人の話から重大な病気の予兆を感じて医療機関を受診します。
これらはすべて「体調不安」です。
さらに言えば「不安」です。
それは動物の危険察知能力にあたるのではないかと考えます。

概して”異常”を示すことは容易ですが、”正常範囲”と説明することは容易ではありません
「不安」を解消するには時間がかかります。

医師は100%の診断が出来るわけではありませんが、
経験や知識からある確率をもって病気の見立てを行い、「不安」を和らげようとします。

問題を読んで、解き方がわからないとすぐに後ろの解答を見たり先生に聞いたりする。
これでは実力は付きません。

じっくり自分の身体を観察する余裕も欲しいと思います。
考える=「様子を見る」です。

体調不安には医師と患者が一緒に取り組むものであり、患者さんの協力も不可欠です。

院長 小西宏明
 

2019-02-02 23:50:18

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