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講演会

講演会

先週に引き続き知り合いの講演会に参加しました。
知り合いとは、実は高校の同級生で大学病院の副病院長、教授職についています。

話題の中には医療分野におけるAIがありました。
AIとは人工知能を指しますが、巷で期待される自動診断装置の実現には多くの疑問があると言われました。

それはまさしくラットの実験と人間の治療が違うのと同様に、
学問やIT技術としてのAIと、その実臨床応用には隔たりがあるということです。
私も全く同意見です。

有効な技術が開発出来たとしても、医療現場に普及させられるかどうかは別の問題です。
特にAIの開発には莫大な費用と人員が必要です。
果たしてコストに見合う治療効果や診断向上が期待出来るか。

何が出来るかよりも、何を切り捨てるかを決定しなければならないと提案されたことには
全く頷いてしまいました。

自動診断とは丸投げで確度の高い診断を目指すのではなく、
極めて限定した内容に対する診断を実現すべきです。

腹痛患者の診断を行うAIではなく、
消化管に起因する腹痛と限定した上での更に踏み込んだ診断です。
確かに前者の方が一般診療には手助けになりますが。

AIの開発の中でわかってくるのは人間の推論する能力の高さです。
多くの情報や経験から当たらずとも遠からじの診断にたどり着きます。
しかも短時間に。
情報統合力だろうと考えます。

今回の講演は私の中にあった疑問や思考を呼び覚ましてくれました。
あーでもないこーでもないと自由に、そして支離滅裂に考える感覚は高校時代を思い出しました。

彼は毎年春と秋の同窓会の幹事を長年続けてくれています。
皆を参集させる人柄であり、”統合力”だと思います。
また来春、よろしくお願いします。

院長 小西宏明

2019-10-04 23:52:00

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