HOME医師のご紹介当院のご案内診療案内交通案内ギャラリー

クリニックブログ

病院統廃合

病院統廃合

今日は医師会の理事会でした。
先般厚労省から提案のあった病院の統廃合にも若干のコメントがありました。
機能が似通って距離も近接する病院が主な対象です。
函館市は道内で最高件数で、医師会病院も候補に挙がっていました。

少なくとも2つのことが確認出来ました。
直近で具体的な行動に入れるものではないこと。
2025年に向けて確実に急性期病床は過剰になること。

他の地域で統廃合されたケースをみると
これも2つのことがあります。
統廃合までには数年を要し、痛み分けで決着すること。
その地域では医師不足や病院の老朽化が喫緊の課題であったこと。
つまり止むに止まれぬ事情が統廃合を推し進めたと言えます。

では函館の場合はどうでしょうか。
おそらくこれまでのケースとは違った事情が統廃合推進力になるのではないかと考えます。
敢えて文章の流れに沿って2つ挙げます。
病院経営の問題。
医師のモチベーションの問題。

高齢化と人口減少により患者数は減少し、
疾患体系も急性疾患から慢性疾患へ変わります。
急性期病院のニーズは確実に減少し、回復期や慢性期病床が今まで以上に必要となります。
多くの医療機器や人員投入を前提とした病院経営は成り立たなくなると思います。

もうひとつ、医師のモチベーションやキャリアパスの問題は見えにくい形で進みます。
一時のような大学からの医師派遣の取りやめによる医師不足ではなく、
希望退職という形での医師流出です。
地方から都市への異動や開業など。

医師会として投げられたボールを受け止めようとする姿勢がみられたことには
大変安心しました。
総論賛成各論反対や反対理由を探すといった対応は、
問題解決には役立ちません。

意見交換しやすい雰囲気は函館の風土だと感じました。

院長 小西宏明
 

2019-10-08 23:11:44

クリニックブログ   |  コメント(0)

 

コメント

お名前
URL
コメント

地図はこちら

お問い合わせ、0138-83-2080
クリニックブログ
Page Top