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医療ビッグデータ

医療ビッグデータ

今年はいよいよ医療ビッグデータの利活用が始まりそうです。
医療データには様々なものがあります。
例えば診療報酬明細書、いわゆるレセプトデータ、
また電子カルテにあるカルテデータ、
放射線などの画像データ、
血液検査のデータなどなど。

医療を、医学的な側面と経済の側面から捉えることが出来るデータです。
これは正真正銘のリアルワールドを示すものであり、
その量と質には並々ならぬ期待があります。

ただしこの状況を冷静にとらえる研究者もいます。
「砂利が混ざったカツ丼」だそうです。

遠目には美味しそうなカツ丼だが、
実際に食べようとすると多くの砂利が混ざっており、
とてもそのままでは食べられたものではないと。

私も大学病院の電子カルテデータの活用を研究していました。
対象としたのは看護記録の解析でしたが、
有意なデータの抽出に苦労しました。
カルテの自由記載部分には医療のノーハウが詰まっています。

ところが実際は使う言葉も人それぞれで、
中には医学用語、公式文章とは思えない表現も多々あります。
チェックボックスや多者択一ボタンは目的をもったデータ収集では効率的かつ確度を高めることは可能です。
しかし新たな結果の創造にはそもそも不向きです。

砂利をどうやって取り除くのか、
ご飯粒まで一緒に捨てないためにはどうすれば良いのか、
一連の前段階作業を「データクリーニング」と呼びます。

どんなシミでも綺麗にしてくれるクリーニング屋が求められています。

院長 小西宏明

 

2020-01-06 21:15:52

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