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北海道モデル

北海道モデル

北海道はモデルケースと言われ、
「北海道モデル」と称されています。

感染制御、感染拡大の状況を表す指標として実効再生産数が使われています。
1人の患者が生み出した2次感染者数のことです。
これが1を下回らなければ未だ感染は拡大していることになります。

北海道は0.9に上昇した時点で緊急事態宣言が出され、
3週間経って0.7まで抑制されました。
兵庫は1となり大阪府知事から3連休の間、往来を控えるように要請が出ました。

今欧州はこれが2.5というオーバーシュート、感染拡大です。
人口10万人の都市に当てはめると流行50日目には1日で5400名余りの新規感染者が出てしまい、
最終的には人口の79.9%が感染することになります。
数日前にドイツのメルケル首相が言われた人口の7割が感染することの根拠(推定)だろうと思います。

函館は約25万人。オーバーシュートで1日で13500人余りの新規患者、
そのうち重篤患者は2700人余り。
市内の主たる総合病院の全病床数を超え、人工呼吸器が不足します。
今の欧州と重ね合わせてみた最悪の推定です。

もちろん現状は好転して感染者数は初期の7名に留まります。
検査対象者もずっと陰性です。
街をみれば肯けます。
観光客のみならず地元民もほとんど街に繰り出していません。
これをどう解するか。

誰からも強制されず、要請という緩やかな縛りに対して市民が協力した成果でしょう。
別の見方もあります。
観光客への依存度が強い街であること。
高齢化率が高まっている街であること。

町、村、集落といった人々の結びつきが強い地区であると考えます。

3月は進学、就職、転勤と人の移動が1年で最も活発な時期です。
近所の方も来週急に転勤が決まったそうです。

あと2週間で新年度が始まります。
人が動くと要注意です。
少なくとも北海道モデルを緩めるわけにはいきません。

院長 小西宏明
 

2020-03-20 21:14:53

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