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医療従事者感染

医療従事者感染

医療崩壊を回避するために必須のことは医療従事者の感染防止です。
諸外国では多くの医師や看護師が亡くなっています。

日本では横浜市立市民病院の研修医20人が3月27日に会食し、
その後5人がカラオケに参加していました。
2名が感染、全員が自宅待機となっています。
この病院は感染症指定病院であり、5月1日に移転新規開院予定です。

京都産業大学のクラスター感染をみても
若い人達との危機感の共有がいかに難しいか解ります。
市民病院のケースは黒岩知事の自粛要請の翌日であり、
かつ指定病院の医師でもあり、
危機感の欠如という意味では批判は免れません。

ただ研修医が置かれている環境は過酷だろうと想像出来ます。
来月に病院移転となれば、どれだけの雑用が降りかかっているか想像に難くありません。

今でこそ研修医制度が確率され、労働時間管理が改善されつつありますが、
まだまだ診療以外の雑用が多いことには変わりありません。

国難と言える状況下で、息抜きの飲み会が許容されるものではありませんが。

私が研修医の頃、同級生が自分たちは犬並だと卑下していました。
某大学病院の研修医は、自分たちはボロぞうきんみたいで、穴が開くまで使い続けられると言っていました。
でも昨今のような過労死はなかったように思います。

何でだろうなと考えると、
ひとつには研修医とはそういうものだという風潮があったこと。
先輩からも苦しいけれど乗り越えろと教えられました。

もうひとつは、患者さんを助けよう、良くしようという思いの共有が強かったと思います。
夜に病棟業務を終えて研修医談話室にもどり、お互いの症例をお披露目して検討しました。
時に先輩が加わって下さると、興味津々で指導を聴きました。
そういう場での話は教科書に載っていない裏話も多く、まさに「事件は現場で起きている」でした。

そしてもうひとつは、看護師や他職種の方々が応援してくれたことです。
今でこそ”ワンチーム”という言葉がありますが、当時は敢えて”チーム医療”と言わなくとも、
皆で研修医を盛り立ててくれました。

研修医や若手医師、そして医学生であっても
医療関係者は特殊な職種、人種です。

今、日本がこの感染症に勝利できるかどうかの最後の砦であることを
自覚しなければなりません。

院長 小西宏明



 

2020-04-04 21:49:00

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