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初診

初診

当院を初診される患者さんの中にはすでに他の医療機関で診察や検査を受けられた方も少なからずおられます。
診断がつかなかったり、症状が改善しないため相談に来られます。

これだけ医学が進歩しても、検査機器が開発されても
ヒトの身体の不具合がすべて解明されているわけではありません。
特に慢性の経過で少しずつ悪化するものや、改善しないものについては
診断がつかないことがあります。

確かに患者さんの中には何かしらの”病名”を期待されている場合もあります。
しかし病名はある意味では便宜上付けられたものです。
診断の核心は病名を付けることではなく、”病態”の解釈です。
何がどうしてその症状にいたっているのか、です。

急性疾患や明らかに再現性がある症状は比較的診断されやすくなります。
なかなか難しいのが高齢者の慢性的な症状です。
鑑別診断の中には必ず
加齢、心因性、認知機能障害を入れておかなければなりません。
でもそれは最後の鑑別です。

外来の限られた時間の中で
この”難問”の解答を得るのは困難です。
初診時は問診と診察に留まることも多く、後日順次検査を進めます。

私は診療が終わった夜に
その日に解答が得られなかった”難問”の続きを考えるようにしています。
もちろんゆっくり本を調べたり出来るのですが、
最も大切にしているのは頭を冷やすこと。
もう一度最初から問診を反芻することです。

刑事ドラマの常套句
「現場100回」。
診断のヒントは患者さんの訴えにあります。

院長 小西宏明

2020-06-24 21:57:02

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