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省人化

省人化

東京や大阪など大都市は感染漸増期と判断されました。
感染状態を把握する指標は、やはり感染者、重症者の動向とそれを受け入れる医療提供体制の切迫度です。
単純化して言えば、
病気になる人と病気を治す人のバランスが感染状況を示します。
そして今は前者が後者を上回ろうとしているところだと分析されたのです。

これを正常化する、すなわち前者が後者よりも格段に少ない状態に戻すにはどうすべきか。
第一波を教訓にするならば、社会経済活動の縮小、人と人との接触の削減です。
これが現時点での日本のみならず世界の正解だと思います。

人と人との接触を少なくして尚且つ社会経済活動の収支を好転させるためにはどうしていくのか。
会社や企業が真っ先に手を付けるのは支出の抑制でしょう。
無駄をなくす、削れるところから削る。
となれば支出の大きな割合を占める人件費にメスを入れざるを得ません。
それが人員カット、給与削減、新卒募集停止です。

そして別法が”省人化”、新しい形態への転換です。
IT化を進めることで人が行ってきた業務を減らすことです。

例えば窓口業務。対面式で行ってきた内容の一部、または全部をコンピュータに置き換えてしまいます。
先行事例は長崎ハウステンボスの変なホテルにあるロボットです。ホテルのチェックイン、チェックアウトなどの業務をロボットがこなしています。
銀行の支店縮小が始まっているのは、多くの業務が携帯端末で処理できるようになったからです。
最近では口座開設も実在する支店ではなくネット支店の方が便利です。
また駅の立ち食いそば屋の注文支払いはチケット販売機です。これも省人化のひとつです。

新型コロナウイルス感染症を契機として省人化を目的とした業務転換は益々進むと考えられます。
単純作業は次々とコンピュータ化されるでしょう。
人がやらなければならないことは何か、です。
今、ITスキルのある人材は獲得競争に入っています。

政府の対応はブレーキとアクセルワークに四苦八苦して迷走している感を否めません。
一方で水面下では省人化は着々と進行しています。
コロナ後の世界では労働における人材の配置に大きな変革が予想されます。

外来に医者がいない病院も想定内でしょうか。

院長 小西宏明

2020-07-31 21:28:32

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