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語彙力

語彙力

日本の小中学生の読解力が低下しています。
2015年のOECDの調査では日本は確実に順位を落としており、
2018年の東京都総合教育会議では読解力が学力差につながり、
引いては中学2年生時点での読解力の差で進学先が予測されてしまうと言われています。

読解力には
語彙力、要約力、思考力が必要です。
特に語彙力は文章を構成する単位にあたるものであり最低限必要です。
語彙とは日本語の用語の集まりのことです。
つまり語彙力が低下しているということは知っている日本語が少ないということです。

相手が話している単語がわからない、知らない。

YouTube動画に1歳半の男の子がお祖父ちゃんと同居している中で
徐々に言葉を覚えていく経過が載っていました。
物の名前を覚え、主語と動詞が何となく結びついて、
そして形容詞が加わり、助詞が使えるようになる。

この過程に対応させると、今の小中学生はその年齢で知っておくべき言葉が少なく、
きちんと文章が作れず、最後には思考に影響します。

ではどうすれば良いのか。
親が積極的に子どもと会話することだと思います。
核家族化し、言葉を習得する相手となる親も平日は帰りが遅い家庭がほとんどでしょう。
食事、入浴、就寝と瞬く間に夜の時間は過ぎてしまいます。

そんな中でも出来るだけ子どもと会話して、
学校であったこと、友達と遊んだことなどをどんどん聞くべきです。
親の語彙に触れさせることで、大人の語彙力に近づきます。

そして我々大人は自らの語彙力を向上させる必要があります。
我々はもう他人との会話で語彙を増やす段階ではなく、
自ら努力して本を読んだり、ニュース、講演など色々な機会を活用しなければなりません。

「井の中の蛙大海を知らず」
子どもは未だ狭い井戸の中にいます。
大海に泳ぎ出てもらうためには
実は我々がさらに広い大海を目指していくべきです。

院長 小西宏明

2021-04-02 22:27:41

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