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職域接種

職域接種

今日は医師会理事会でした。
保健所から高齢者接種が順調に進んでおり、
7月末には6割、8月末には8割弱の2回接種が完了する予測が報告されました。

国立函館病院と協会病院のご協力によって一気に加速された感があります。
診療所でも1000人規模で頑張っておられる先生もいます。
追加の金銭面での支援策も功を奏しているのだと思います。

会で少し触れられたのが職域接種です。
詳細を厚労省ホームページなどから参照してみると、
有するに集団接種の亜型です。
大きな違いは主催者側での準備事項が多岐にわたることでしょう。
電力会社や航空会社のように社員が数千人規模で専属の産業医がいる場合、
単独開催で全く問題なくクリア出来そうです。

函館には1000人規模の事業所はないそうですが、
中小企業が商工会議所などを通じて共同実施も可能ですし、
大学が学生を含めることも可能です。

ひとつの実施単位で最低1000人、合計2000回を想定するようです。

今のところ64歳以下の接種についてこれまでの集団接種と個別接種を継続していくと考えられ、
接種の加速化という観点からは職域接種を検討する必要があります。

市民の立場では職場やその近隣で接種できることは大変便利です。
主催者は申請から準備、実施、会計処理、登録処理など負担は大きいと思います。
医療者側はどうか。

自分の診療所や病院とは状況は違いますが、
少なくとも集団接種会場との違いは感じません。
ただ厚労省が示すように医師は最低2名以上必要ですし、
事務処理は医療事務関係者や行政のアドバイスがあった方が良いと思います。
吹田市のように事後登録を全くしないのは、
来年以降の接種に問題を生じます。

理事会で発言のあった函館の観光産業の復興という視点については大賛成です。
コロナは感染者とともに観光関連の就労者に大きなダメージを与えています。
早く関係者が自由に働ける状態にすることは
ある種の”治療”です。

職域接種は社会経済活動復活のキーになります。

ただ医療従事者の確保は課題でしょう。
現状の高齢者の接種分担をみると、
集団接種については現体制を維持し、
例えば職域接種には地理的に近い診療所の医師が共同で参画することも検討してはどうでしょうか。

湯の川温泉地区、本町周辺、西部地区。
学校は災害避難区域に準じて数校がグループとなる。
それぞれの場所に近い数カ所の診療所の先生方が請け負う。

診療圏の医療を担うのが診療所ですから。

ひとつ心配なのは予約日時にきちんと接種に来るかどうかです。
高齢者でさえもインフルエンザワクチン接種の感覚で
いつでも出来る?と思っている方がいるくらいです。

職域接種の対象者は皆仕事をしています。
厳密なスケジュール遵守の徹底が肝要です。
1回目は来られるでしょう。
2回目、果たしてどうでしょう。
勤務調整は必須です。

院長 小西宏明

2021-06-08 22:00:00

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