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フリーアクセス

フリーアクセス

日本の医療の特徴にはフリーアクセスがあります。
誰でも自由に医療機関を受診出来ることです。
しかしコンビニ受診と揶揄されることもあります。
実際、救急病院では自ら歩いて来院される方(ウオーク イン)
を受け入れないところもあります。

今回のコロナ禍によって少なくとも昨年は医療機関の受診控えが起こりました。
これについて「コンビニ受診が如何に多かったかと言うことを図らずも露呈した」とも評されました。
「不要不急の受診」という矛盾があります。

一方、現在の感染状況では
発熱に限らず普段と違う体調不良ではPCR検査が前提になってきます。

変異株やコロナ疲れで自粛要請が形骸化している中では
もはやPCR検査を行わずに診察すればリスク管理が甘いということになります。

最近経験するのは、
受診希望者にPCR検査を進言すると、
自ら様子をみることにして受診を控えるケースです。

これをどう理解すれば良いのか。
「ちょっと体調が心配だから診察してもらって薬を出してもらおう」
「でもPCR検査まではやりたくないから行くのはやめよう。」

昨年の受診控えは
感染したくないからという理由だったと思いますが、
今はPCR検査を受けたくないからという理由もありそうです。
「そこまでやって診察してもらうほどではないなあ」という感じ。

確かにフリーアクセスは病気の早期発見と治療に貢献していると思いますが、
コロナ禍を契機に見直しが必要だと考えます。
少なくとも総合病院については選定療養費の増額ではなく、
紹介状をもって受診するシステムに変更するのが良いと思います。
専門医が専門的な検査や治療に専念できる環境の構築です。
欧米の病院には外来診療を行っていないところもあります。

コロナ禍は医療体制や医療制度の穴を示してくれました。
それ以前から保険制度は破綻に向かっており、
すでに協会けんぽから脱退して国保へ移行する事業所も出てきています。
ワクチン接種が進み感染状況が落ち着いた時点では
検証が必要だと考えます。

院長 小西宏明

 

2021-06-09 20:44:50

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