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新型コロナ感染症治療

新型コロナ感染症治療

今日の東京の感染者は1308人でした。
リバウンドの速度は極めて速く、
20,30歳代が半数以上を占めます。
このまま2000人を超えるのは時間の問題です。

尾身会長は行動制限も休業要請も限界であると述べられています。
政府の答弁、小池都知事も同じ内容の繰り返しで
当人も暖簾に腕押しと感じられているはずです。

感染に歯止めがかからないのではなく、
打つ手がない、すなわち人流が止められないからです。

これは無症状感染するコロナウイルスの驚異と
事態の長期化による”感染慣れ”が大きな要因です。
飲食店、酒類の提供だけを制限しても止めきれなくなりました。

ちなみに人流を止めるには拘束力と罰則のあるロックダウンが有効であることは
諸外国をみれば参考になります。

ロックダウンを実行できる欧米の国々からすると
これだけ街に人があふれていて”緊急事態宣言”とは
とても奇異に感じられるのではないでしょうか。

さらに言えば彼らからすると
日本は未だ未だ感染者、死亡者は多くはなく、
どうしてこれで緊急事態宣言なのだろうという感覚かもしれません。
IOCバッハ会長がオリパラ開催を決め、未だに有観客を打診するのはその為かもしれないと勘ぐってしまいます。

医療体制の逼迫についても
日本には統計上は世界屈指の病床数がありながら、
どうして入院出来ないのだろうと思われているでしょう。
もちろん日本の特殊事情がわからないからですが。

感染症対策は各国それぞれの事情の中で行われて然るべきだと考えます。
故に今、日本には治療できる限られた病床しかなく、
やはり”緊急事態宣言”なのです。

ところで死亡者数が少ない理由のひとつには
治療方法が次々と更新されていることがあると考えます。

直近の厚労省の新型コロナウイルス感染症診療の手引き 第5版


実際の治療現場に立ち会っていませんが、
こういった情報からだけでも試行錯誤の治療が更新されていることがわかります。

ワクチンについてもすでに変異株への対応を急いでいます。

インフルエンザが緊急事態宣言にならないのは、
ワクチンと治療薬、治療方法が確立されているからです。

新型コロナウイルスについてもワクチンと治療薬は車の両輪です。
今のところ片輪走行のようですが薬の治験も始まっています。

当面は若い世代へのワクチン接種を推進し、
少なくとも感染者が適切なタイミングで入院出来るように凌いでいくしかありません。
日本の医療水準は高く、ECMOの離脱率が50%以上は驚異的な数字です。
インドネシアの状況をみると日本では少なくとも入院さえ出来れば、
希望の光は見えてきます。

必要な人の病床を確保するために
元気な方ほど巣ごもり生活です。

院長 小西宏明

2021-07-15 20:15:27

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