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検査依頼

検査依頼

日本は国民皆保険制度が敷かれており、
医療費は点数制によって低く抑えられています。

この制度の弊害として良く知られているのは薬漬け、検査漬けです。
さらに制度の長期化によって
患者さん側から薬、点滴や注射、そして検査を希望される場合もあります。

診断学、治療という観点からは極めて歪な状態と言わざるを得ません。

薬だけが欲しいならばドラッグストア、
検査だけしたいならば人間ドックや検診があります。

医療機関では身体の不調に対して医師が問診、診察を行った結果として検査、
そして治療のひとつとしての投薬を行います。
医師の診察なくして投薬と検査だけを依頼することは
少なくとも米国の医学教育では想定外です。

最近の学生教育や研修医指導では
医師の問診と診察(理学所見)を重視しています。
まずもって安易に検査に頼らないこと、
そして症状に応じて次々に薬を出さないための教育指導です。

今でも時々○○の検査をして欲しいという初診希望のお電話を頂きます。
基本的にはお断りして人間ドックをお奨めします。
もしご心配な症状があれば診察してから判断します。

そもそも誤解なく言えば、
「検査は患者のためではなく、医師のため」なのです。
医師は目的をもって検査して、結果の仮説を立てています。

検査とは医師が立てた臨床推論を補完していくためのものです。

問診、理学所見、検査結果を総合して病態の解明に近づければ、
それが最終的に患者のためになります。

医師と患者の双方について検査に対する認識を再考する必要があります。
「その検査、本当に必要ですか?検査の目的は何ですか?」

院長 小西宏明

2021-07-20 21:36:47

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