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ワクチンパスポート

ワクチンパスポート

見た目の感染者数は減少に転じていますが、
重症者数は高止まりです。
都内の病院では新たに酸素ステーションを増設するところもあり、
潜在的な重症者予備群を生み出さない努力が続けられています。

一般に我々は辛いことより楽しいこと、
悪いことより良いことに目を向けたくなります。

コロナ感染症の状況について考えると、
感染者数が減少していることの一点だけで事態は好転していると考えがちです。

さらにワクチンの効果が数字として表れてくれば、
あたかも接種したことで自由を獲得できたと思いがちです。
高齢者のカラオケクラスターが収まらない理由です。

コロナウイルス感染症から100%解放されることはありません。
少なくとも10年単位での注意が必要です。
目指すゴールは「せめてインフルエンザ並に」ということです。

ワクチンパスポートはあくまで行動制限緩和のひとつの目安であって、
100%解放の免罪符にはなり得ません。

感染者が減少したから
緊急事態宣言が解除されたから
ワクチン接種したから
感染しなくなるということはありません。

あくまでこれらは医療提供体制の正常化のためです。
コロナ以外の病気の治療がきちんと出来るためです。

ここ数年でコロナの呪縛から解放されることは困難であり、
テレワーク、Web講演会、オンライン授業など
新しい社会様式は今後も継続します。

コロナ前の生活が感染症対策の目指すゴールではないことを理解する必要があります。
すでに1年半の間に、
コロナ前の生活に戻ることはある意味では時代に逆行することにさえなってきています。

目の前のことに一喜一憂するのが人の性ですが、
ちょっと目線を上げて現状を俯瞰することが新たな気付きになると思います。

コロナ流行は時代のひとつの出来事であり、
それ以外の要因でも世の中は動いていくのですから。

院長 小西宏明

2021-09-12 21:19:00

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