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パソコンメーカー

パソコンメーカー

台湾にACERというパソコンメーカーがあります。
企業のトップが何を考えているか、
勉強させられました。

今、世界中で半導体不足のため最終産物である製品出荷に大きな影響が出ています。
最近話題となっているのはトヨタの人気車種が4から5年待ち、
ホンダでは受注停止したものもあります。

そもそも半導体不足には3つの要因があると解説されていました。
1.テクノロジーが進化して需要が高まっているにもかかわらず、製造側の投資が追いついていない。
スマホ、画像情報解析、AI、自動運転、IoTなど急激な需要増大です。
2.コロナ禍での在宅、リモートワーク、リモート授業による急激なパソコン需要増大
3.コロナ禍でのロックダウンや一部の国の回復による物流事情の逼迫
さらにウクライナ情勢による物流網への影響もプラスされています。

我々は半導体不足、製品供給の遅延に目が向きますが、
企業トップとしてはすでに次のような取り組みを行っているそうです。

1.eスポーツ発展のためのプレミアリーグの主催
2.パソコン疲れからの回復を助けるエナジードリンクの開発です。

近視眼的には今の半導体不足への対応を行いながらも
パソコンメーカーとしての長期的な成長、更なるパソコン需要の拡大への先行投資を行っています。

半導体不足はメーカーにとっては登山道の険しい岩場や深い谷でしかなく、
それを乗り越えることは山の頂上を目指す上での必要条件に過ぎないのです。

先の自動車メーカーもそうだと思います。
故に納期4年であってもその間にマイナーチェンジは行われます。
また普段通りに改善や新車開発は進められ、来る電気自動車の時代に備えています。

さてこのような企業トップの考えを聞くと、
我々の分野はどうかと振り返らざるを得ません。
確かに診断、検査、治療の技術発展は高性能パソコン、新車の開発と同じベクトルです。

しかし医療には元来潜在的な需要があります。
病気の予防、早期発見、治療です。
新たな顧客や需要拡大を目指す企業とは違います。

根底には医療は営利を目的として発展してきているのではないという事情があります。
平たく言えば、
新しいものを創造するのではなく、問題解決型の産業です。

新型のコロナウイルスが人体に害を及ぼすようになったので、
今、その対応に追われているのも同じ構図です。

3月末で近所のクリニックが閉院されました。
先月から順次紹介患者さんが初診されています。
これだけ短期間に初診が増加するのは開院以来です。

総じて言えるのは75歳以上の高齢者が多く、
皆多くの疾患をかかえつつも、
投薬で落ち着いて生活されていることです。
引き続き余命を安寧に暮らせるようにとバトンを渡されたと考えております。

実はエイサー社長のお話には今後の診療への何かしらのヒントがあるように思えてなりません。
未だ頭の中は霧が立ちこめています。しばらくじっくり考えたいと思います。

院長 小西宏明

2022-05-07 21:02:00

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