先日の内科会において大先輩の先生(80歳代)から
「先生、痩せすぎですね、ガンで手術をした患者さんみたいですよ。」と言われました。
お名前は存知上げていた先生でしたが、
初めてお目にかかりました。
実際の体重と見た目には乖離があることは皆様が知っている通りで、
例えばテレビで見る芸能人の多くは実際会ってみると
ほとんどの方は”細い”のです。特に女性は。
うちの奥さんが行くフィットネスには郷ひろみが通って来られるようですが、
ものすごく細い、元へものすごく引き締まった、身体だそうです。
もうひとり別の先生(70歳代)は年齢と共に下半身を中心に太ってきたため、
運動を始められたそうです。
それが任天堂スイッチの「リングフィットアドベンチャー」です。
上半身、上腕から肩に掛けて筋肉が太くなり、
お腹の真ん中には線が出来たそうです。
さらに肌の色つやも良い感じでした。
私も今日は定期のジムトレーニングでした。
いつも通りのメニューをこなすことが出来て、汗もかいてきました。
ちなみに体重は毎日入浴前に測定して食事量を調整することで
1キロ以内の変動に抑えています。
太ることは簡単ですが、この年齢で単純に摂取カロリーを増やすと
間違いなく下腹部がぽっこり出るだけです。
太る=筋肉量を増やすべきであり、
今の運動と食事のペースでは無理だと分析してきます。
肥満が多くの病気の悪化因子であることは周知の事実ですが、
過度な痩せは平均余命にも影響することがわかっています。
特に高齢者の筋肉量の減少は運動機能、体力の低下を来たし、
生活の質を極端に低下させます。
あれこれ調べてみると、先の先生がなさっているリングフィットアドベンチャー、
これはポチッとしても良いかもしれません。
今の状況で毎日ジムに通うことは不可能ですから。
ではどこでリングフィットするか?
大画面のある待合室でしょうか?
いやいや、やっぱり自室にこもって小さなテレビ画面の方が・・・
院長 小西宏明
2022-05-15 20:40:00
クリニックブログ
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