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MR訪問再開

MR訪問再開

コロナ禍で長らく休止していたMR訪問を再開しました。

昔は製薬会社の担当者の訪問が医師の薬剤選択に影響することもあり、
昼のゴルフ、夜の宴会と言われて大変盛んな時代もありましたが、
ここ20年くらいで一変しました。

今は公立病院の医師に対しては昼のお弁当でさえ提供は禁じられています。

今回のコロナ禍で各製薬会社はMR訪問について再考されたと聞いています。
背景にはインターネットの普及と充実により
医師が必要とする情報を得やすくなった事情があります。

製薬会社とともに医師に関連するものとして医療材料メーカーがあります。
心臓血管外科領域であれば、人工弁、人工血管など生体内に留置するものや
人工心肺機器関連のものなど多種多様であるとともに価格も桁違いに高くなります。

外科系は昨今低侵襲外科手技が主流であり、
使用する医療材料が爆発的に増加しています。

こういった材料はネットが普及しても必要十分な情報を得ることは難しいと考えています。
実物を見る、触る、使い方を直接聞くことなど、
”リアル”でなければわからないことが沢山あるからです。

一方で薬に関してはどうでしょうか。
対面でなければならない情報とは何か。
医療材料と違い薬は見ても触ってもその効果効能はわかりませんし、
それらはネットに情報があります。

少なくとも私が面会をする理由は
情報の整理、取捨選択を補助してくれるだろうと期待するからです。

薬に関しての情報は多過ぎるほどです。
こちらでは良いと言われ、あちらでは劣っていると言われ、
何が正しいか悩むくらいに情報が溢れています。

MRの方々の基本は自社製品のアピールと売り上げアップですが、
それを前面に押し出されても困ります。
私が常に考えるのは必要最小限の投薬と
標準治療の準拠です。

さらに心掛けるのは引き算の処方です。
特に高齢者においてはすべての異常値を正常化する意味はなく、
余命において最も重要な投薬に絞り込むことです。

足し算の投薬はある意味では簡単です。
全身状態を考えてどのように減薬するかに
医師の思考や力量が発揮されるべきだと考えています。

ちなみに最近のマイブームは
慢性心不全と腎不全です。
これは高齢者において今後益々重要な治療ターゲットになります。
限られた余命で重大事象を起こさないためには
最低限何が必要かです。

院長 小西宏明

 

2022-06-13 21:01:00

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