理事の任期は2年で、今年は改選の年にあたります。
本日の理事会が同じメンバーでは最後になりました。
来期は副会長をはじめとして主要ポストの先生方の御勇退もあり
大幅な入れ換えになります。
理事の仕事は多岐にわたりますが、実質的には理事会出席が主たる業務です。
メンバーは医師会内部の各部署からの代表が選ばれており、
バランスを取りながら医師会としての了承や決定事項を確定していくことが目的だと考えられます。
私も2期4年理事を務めてみると、
全体像は大学病院での病院運営に類似していることがわかりました。
来期は役職付きとなる予定ですが、全体を俯瞰する能力が要求されており、
今の段階では暗中模索です。
来月には参議院選挙が予定されています。
民主主義の根幹は代表者による合議制です。
代表者の選ばれ方には違いはありますが、
”合議”を成立させるためには各自が役割を認識することから始まります。
今期の2年はほぼコロナに占拠されたと言っても過言ではありません。
大きな問題が起こると組織力が試されることになり、
その意味からは函館市医師会の力量は発揮されたのではないかと思います。
様々な社会経済活動が平時に戻りつつある中、
新しいメンバーに刺激を受けながら
早く”平時”の運営に戻ることを期待し、
一方で改良点を見出すべきだろうと考えます。
院長 小西宏明
2022-06-14 20:27:00
クリニックブログ
| コメント(0)