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新人教育

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今日は青森の病院で手術でした。

今回から手術介助(器械出し)の新しい看護師が独り立ちしました。
これまで3回、指導看護師と一緒にやっています。

「何事も見ると聞くとは大違い」と言われますが、
さらに独りで”やる”となると全く違います。

器械出しと言われる看護業務の特徴は医師からの絶対的な指示と指示受け関係です。

外科手術は外科医によって進められ、
それに必要な道具は看護師側から提供されます。
外科医がAと言えば、看護師はAを手渡します。
看護師からBを使って下さいという逆指示はあり得ません。

医療行為は医師の主導の下に進められますが、
例えば多職種カンファレンスのように色々な立場の意見を聞きながら
治療が進められることは多々あります。

しかし手術は違います。指揮命令が明確かつ絶対的です。
外科医同士は話し合いながら次の一手を進めますが、
そこに看護師の介入はほとんどありません。

では優秀な器械出し看護師とは。
何が看護師に求められるのか。

手術の流れを把握して先読み出来ることです。
手術が滞らない介助です。

すべての手術に手順があります。
例え対象部位を見てから臨機応変に対応しなければならないことはあっても
全体の流れは手術前に決まっています。
看護師はそれを把握し記憶しておくことが必要で、
そこから遅滞のない対応や先読みの技術が出てくるのです。

ところが外科手術全ての手順を覚えられるのかと言えば
「ノー」でしょう。膨大な数です。
同様のことは、例えば歌手が歌詞を覚えたり、
料理人がレシピを覚えたりする場合にも言えます。

結局反復練習です。
そして最低限、手術前には手順書に目を通すことです。

目をつぶって頭の中に手術シーンを思い浮かべることが出来なければ
本番で外科医の指示には対応出来ません。

今日の手術には当院の看護師が出張して指導に付きました。
おそらく何が自分に足らないのか、出来ていないのか、
優秀な看護師はどうやっているのかがわかったのではないでしょうか。

若い柔軟な頭でどんどん吸収していって欲しいと思います。
それが質の高い手術になって患者さんの安心と安全につながります。

院長 小西宏明

2022-06-16 21:59:56

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