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マスク着用

マスク着用

今日からマスクの着用義務がなくなりました。
ただし厚労省も明示しているように感染リスクの高い場面、
特に医療機関や高齢者施設では着用するよう求めています。

当院では朝からマスク着用の掲示を行い、
さらに着用していない方の診察は行わないことを明記しました。

これは各医療機関や事業所において
諸般の事情を勘案して”規定”することが出来るからです。

テレビを見ても、初日の街頭インタビューでは
様子見や周囲の目を気にしてと言うコメントが多く聞かれました。

”様子見”には例えば感染再燃の状況を見ながらとか様々な要素が含まれていると思います。
また”周囲の目”はおそらく日本人の特徴でもある”同調圧力”を敏感に察知することだろうと考えます。

これはコロナ感染の初期において何らの法的拘束力や罰則のない施策にもかかわらず、
国民が外出を控えたり、素直に感染の基本対策を遵守している様子に対して
海外から驚きを持って捉えられました。

一方医療系のHPでは
やはり法律の解釈や政府の要請が変わっても
コロナウイルスは何も変わらないという意見が大半であり、
特定の日時をもって対策を180度変えることはあり得ません。

つまり依然として風邪やインフルエンザとは別格の感染力なのだと言うことです。

先月まで市内の主たる病院では軒並みクラスターが繰り返されていました。
とある病院の理事長は
「無症状の患者が起点となり、入院患者に次々感染が広がる。
感染源の患者は元気だが、被感染者が重症化していく。」
「院内感染を100%防ぐことは極めて難しい。」
と述べられていました。

それは診療所でも同じだと思います。
我々に出来る対策はマスク着用などとともに
当院の場合は
1.完全予約制で待合室の密をさける。
2.体調不良の場合は来院せず電話相談へ。
だと考えています。

専門家会議の予測では次の感染の波はゴールデンウイーク明けです。
これから年度末を迎え、人の移動が活発になり、
より一層感染状況を注視しなければなりません。

「天災は忘れた頃にやってくる」 寺田寅彦

そしてこうも言えます。
「人災は起こるべくして起こる」
知床観光船事故を思い出して、
感染予防の基本を怠ってはなりません。

院長 小西宏明

2023-03-13 18:41:05

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