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新しい機器

新しい機器

今日は青森の病院で手術でした。
今期、ずっと申請をしていた静脈瘤のレーザー機器を購入して頂くことが出来ました。

病院の場合は多くの診療科から毎年機器の購入要望が出るため、
そのすべてを叶えるだけの予算は当然ありません。
例えば放射線検査機器やエコー機器などは数億円単位になります。

一方で病棟の心電図モニターなどは使用頻度も高いため、
経年劣化や機能が最新のものと比較して十分ではないことなどから
定期的な更新が必要です。

前職の大学病院では医療機器委員会の委員として、
毎年申請される数十の要望の順位漬けを担当していました。
申請書だけでは必要性が十分理解出来ない場合は
直接医師や病棟での使用状況の確認にも廻りました。

中にはとりあえず申請してみようというものもありますが、
10年を超えても丁寧に使用して、それでも限界をむかえたというものもあります。

多くのスタッフが使用するため
使用する個々人の意識にもよりますが、
家庭で使うもののように大切に扱われるとは限りません。

そんな中でも部署の責任者の気配りも大きいと感じています。
手の空いた時間に師長自らが機器の清掃をしていた病棟もありました。

ボタンやレバーのひとつ取っても、
粗雑に扱えば早く劣化しますし、
汚れも放っておけば除去出来なくなりますから。

当院でも以前には入職して直ぐに大きな機器の部品を破損したスタッフがいました。
誰しも不注意はあり、私も傷を付けたりしています。
「人災も忘れた頃にやらかします!」

やっと買って頂いた機器です。
患者さんの手術には必須ですし、
毎年の点検にも費用がかかります。
せめて日常の取り扱いは慎重にして少なくとも耐用年数10年までは
想定外の修理は避けたいと思います。

我が家では
「形あるものは必ず壊れる」という名言?に沿って
逆に丁寧に扱うことを心掛けています。
その為か息子は掃除は嫌いですが、物品の取り扱いは上手です。
医療業界では5Sが大変重要です。

院長 小西宏明

2023-05-18 21:41:00

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