本日ワクチン6回目を接種しました。
例によって腕の痛みを回避するために痛み止めは必須です。
ただ回数を重ねる毎に局所の痛みは徐々に和らいでいる感じもします。
今週の日曜日、当院と一緒に当番医を担当したクリニックでは
発熱患者30名のうち実に10名がコロナ陽性であったそうです。
また市内の病院ではいくつかクラスターも発生しています。
5類扱いとなってから感染者数の把握がなくなり、
市内で発生している学級閉鎖や病院、老人施設などのクラスター情報も公開されません。
もちろん死亡者数も。
今のところオミクロンからの全く新しい変異株は報告されていませんが、
いつ何時どうなるかは予測不能です。
一方、我々は毎年歳をとり、一般的な体力や免疫力、潜在的な予備力は衰えます。
これは精神一到何事か成らざらんとは全く別の次元であり、
日頃の鍛錬があろうとも、加齢変化に背くことは出来ません。
60代より70代、さらに80代の方が重症化や死亡率が高いことは
コロナ感染症に限ったことではありません。
3年前よりも使用可能な治療薬が増え、
各病態における治療ガイドラインも出来ました。
しかしながら依然としてワクチンによる定期的な免疫応答の惹起は有効です。
次回は9月以降、冬バージョンで7回目になります。
私も着実に歳を重ね、重症化しやすい年齢に入ってきます。
クリニックの1人医師の感染は多くの患者さんに影響が及び、
かつスタッフにも負担を掛けてしまいます。
少なくともワクチン定期接種は必要だと考えています。
先日は帯状疱疹ワクチンの2回目を終えました。
副反応としての腕の痛みはコロナ以上で難儀をしました。
また以前からインフルエンザワクチンの皮下注はとても痛みます。
ここ数年私の左腕は注射の集中砲火を浴びています。
お陰で最近は右向き(左腕が上)で寝られるようになりました。
「ワクチンは自分のためよりも他人のため」と言われ、
高齢者や重症化リスクのある患者さんを守るためでしたが、
そろそろ「自分のため」の比重が増しています。
院長 小西宏明
2023-05-24 20:00:56
クリニックブログ
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