小児科医でもある参議院議員の自見氏が
地方創生担当大臣として初めての入閣となりました。

一方、２０２０年４月にコロナ感染症蔓延を契機として超党派の国会議員で
医師の会が発足しています。
衆議院１２名、参議院１１名です。
この数字が多いのか少ないのか、十分なのかどうかはわかりませんが、
医師が立法に関わる意義は大きいと考えます。

その中での今回の入閣です。
地方創生に関わる行政を所轄する国務大臣です。
現在の岡田直樹氏が１０人目で
初代は石破茂氏でした。

今回のコロナという未曾有の感染症を身近な診療で見てくると、
行動制限、ワクチン、創薬、治療など
あらゆる場面で政治判断の重要性が身に染みました。

我々のように現場を預かる医師と共に、
中央で立法や行政に訴えられる人材が必須です。
尾身先生、脇田先生は終始、医師の立場を貫かれたと思いますが、
やはり最後は”政治判断”と言われていました。

自見氏については文春砲火を浴びた時期もあり、
初入閣閣僚に有りがちな”足元を掬われる”ことがないようにして頂きたいと思います。
「蛇の道は蛇」と言われる政治の世界です。
クルーズ船対応の時のような颯爽とした手腕を発揮されることを期待します。

院長　小西宏明

2023-09-12 21:20:00

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