市内はインフルエンザ患者が増加して、
コロナ感染者は減少傾向です。
一方でその他の発熱や風邪症状の患者さんは・・・
風邪です。
そんな中で現場に欠かせないのが体温計です。
例の「ピピッ」となる電子体温計。
先日クリニックの4本の体温計が電池切れで使えなくなりました。
ということで電池を準備して、
さあ交換となりましたが、
そのうちの3本は交換不可の仕様でいわゆる”使い捨て”タイプでした。
以前に別の体温計の電池を交換したのでこれには驚いてしまいました。
詳しく調べてみると本体の密閉性を高める理由から開けられない種類がありました。
「エエエー」となって同じメーカーの電池交換可能な機種を探すと、
何と次には電池の種類が変わっていたのです。
以前は小さな電池2個でしたが、現在流通しているものは別の種類の電池1個に変更されていました。
もう驚きの連続でしたが、今回のためにわざわざ先に電池を調達していたので、
それが使える別メーカーのものを注文しました。
今はコロナ禍も落ち着いたせいでしょうか、
マスクのように体温計も通常価格で容易に入手可能でした。
一般家庭でも体温計はそんなに頻回に購入するものではありません。
クリニックのものも開院時に備え、かれこれ10年近く使いました。
こういうロングセラー製品は出来るだけ仕様変更しないで欲しいと思います。
ところでロングセラーとはだいたい10から20年くらいを言うようです。
身近な食品の中には大物もあり、40年以上販売され続けているものがあります。
三ツ矢サイダー、カゴメトマトケチャップ、森永ミルクキャラメル
カルピス、江崎グリコのグリコ、キューピーマヨネーズなど。
ロングセラーにはそれぞれ理由があります。
測定した体温がBluetoothでスマホに保存できなくても良いので
どうかこのままシンプルな体温計であって下さい。
院長 小西宏明
2023-11-19 19:04:00
クリニックブログ
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