HOME医師のご紹介当院のご案内診療案内交通案内ギャラリー

クリニックブログ

バレンタイン食パン

バレンタイン食パン

高級食パンの乃が美がチョコレートのGODIVAとコラボしました。



実はスタッフから教えてもらい、
チョコはもちろん信頼のGODIVAの味で、
八朔ピールが良い付け合わせになっていたと聞きました。

しかし何と乃が美の食パンは550円なのに
これは1800円。
逆にどうしても食べてみたくなりました。
何処にそんな価値が見出されるのだろうかという興味です。

ということでスタッフ全員にプレゼントしました。
バレンタインなのに逆ですねと言われましたが、
それ以上に探究心がかき立てられていました。

今週火曜日に配って、私は朝食として食べました。
想定通りでチョコは甘過ぎず深みがあって、
確かに八朔がアクセントとして口の中に酸味、苦みを出していました。
もう少し多いともっとチョコの味が引き立ったかもしれません。

しかし一方で乃が美本来の食パンの味は感じられませんでした。
言わば、全く別物に変身です。

結論としては合格点ですが、自分用にはリピートしません。
これはあくまで贈答用だと思いました。
つまりバレンタインや話題提供にピッタリ。

乃が美は昨年、店舗の閉店が相次いでいました。
高級食パン自体に飽きられ購買意欲が減少したこと、
にもかかわらずフランチャイズ店側からすると
本部への支払いが高すぎるというようなことが言われていました。

私も数年前は毎週のように購入した時期がありましたが、
とうとう飽きてしまいましたし、わざわざ店まで出向く手間に負けました。
ここ数年はスーパーの普通の食パンにしていますが、
これはこれで価格なりの味だと満足しています。

因みに朝食の楽しみはコーヒーです。
バルミューダのコーヒーメーカーは秀逸だと思います。
これが楽しみで就寝前はお腹を空かせて床に入ります。

有名店とのコラボ、1800円という高価格、
十分な話題性でありビジネスとしては面白いなと思います。
元々期間限定ですし、乃が美を離れた人を再び呼び戻す起爆剤かもしれません。

しかし私だけではないように思いますが、
こういった美味しいものは店に並んでも食べたいとか、
予約してでも食べたいとか精力が注げるのは最初だけです。
いくら価格に見合う美味しさだと認定しても
最後は繰り返し入手しやすいかどうかは重要だと思います。

私が高級食パンから遠ざかった理由はそこです。
もしこれが通信販売出来たら、おそらくもっと長く購入していたと思います。

ただこういった生ものを通信販売するためには
店頭と全く同じ仕様というわけにはいかず、
保存や輸送などクリアすべき課題があり、
何かしら味にも影響する可能性があります。

当たり前ですが、出来立てに優るものなしです。

このチョコパンを切っ掛けに再び高級食パンに戻るかと言われれば、
やはり手間を惜しんでしまいます。

大学生の頃はわざわざ美味しいカレーパンを買うために遠くの店まで行ったこともありますし、
留学中は美味しいパンで有名なお店に高速道路を往復1時間かけて通ったこともあります。

結局は物の価値判断に自身の体力の問題が割り込み始めたと分析しています。
これが加齢変化の兆候かもしれません。

ところで最近美味しい食パンだなと思って
わざわざ購入することがあるのは
「セブンイレブン 金の食パン」です。
でも余り買わないのは4枚切りが多すぎるからです。

しかし何だかんだ考えてみると
歳をとったことよりも単にわがままなだけかもしれませんし、
それが歳をとったからかもです。

加齢変化は誠実に受け止めるしかありません。

院長 小西宏明

2024-02-14 07:00:00

クリニックブログ   |  コメント(0)

 

コメント

お名前
URL
コメント

地図はこちら

お問い合わせ、0138-83-2080
クリニックブログ
Page Top