息子が同級生と北海道旅行で立ち寄りました。
釧路ー札幌ー函館という一風変わった日程でした。
話を聞いて見ると釧路には同級生の祖母がひとりで暮らしており、
安否確認を兼ねて訪問したかったそうです。
その後札幌にJRで4時間かけて移動して、
夜はジンギスカンとカニを堪能出来たようです。
そして旅の最後はまたまた4時間かけて函館に移動して
3人で焼肉に行きました。
約1年ぶりに会いましたが、元気そうで安心しました。
今は大学の春休みに入っており、
3週間あまりヨーロッパ諸国を旅して廻っている友達もいるそうで、
我々の頃とはスケールが違うなと思いました。
自由な時間を自分達で好きに使えるのは
学生の特権です。
ところで北海道の楽しみ方はいろいろあると思いますが、
その土地、その土地を”点”で楽しむと共に、
「北海道でっかいどう!」と実感するには
点を結ぶ”線”がわかるような移動はとても魅力的だと思います。
徒歩はさすがに稀だと思いますが、
自転車、バイク、自動車、そして鉄道と、
それぞれに味わえるものが違うはずです。
ただ社会人となれば時間的制約は避けがたく、
北海道で複数箇所を周遊するには鉄道が最適ではないでしょうか。
車窓からの眺めは目の前近くの光景はあっという間に過ぎ去りますが、
すこし視線を遠くにやるとスローモーションのようです。
もっと遠くの地平線や海岸線、そして山並みに至っては不動とも言えます。
近距離、中距離、遠距離を窓から一度に楽しめるは鉄道ならではです。
最近YouTubeで鉄道オタクの方の動画を拝見しています。
再生数が多いものは上記のような3つの景色の解説が上手であり、
それに加えて歴史的な背景や地学的な蘊蓄があると
ついつい惹き込まれてしまいます。
そして見終えると、
「行ってみたいな」となる方も多いと思います。
新しい人に会えば、新しい考え方に触れることが出来、
新しい土地を訪れれば、今までにない感動があります。
息子達も大学最後の休みを楽しんだことと思います。
若い二人の顔を見ていると
新しいものを吸収したり、乗り越えて進む力を感じました。
4月から社会人として足元を固めていって欲しいと期待します。
院長 小西宏明
2024-02-21 22:12:44
クリニックブログ
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