連休で時間も取れることからスマホの機種変更を行いました。
数年前の教訓から２年ごとに行っています。

巷ではiPhone１６が発売されたばかりで様々な動画が配信され、
わからないことや新機能など解説されています。

しかしいざ店舗に行くと、
特に料金プランなど個々人の事情によるものなどは
ネット情報だけではどうにもならないとわかります。

一般に調べるよりも聞いた方が早いというのが
通例ではないかと思います。
わからない者があれこれ調べるより
精通した”プロ”に教えてもらう方が数段楽です。

毎回店舗の担当者を見ていると
皆さん何でもスラスラ答えて下さいますし、
いっその事スマホを渡して、直にやってもらった方が早くて確実です。

ちょうど今日は研修中と書かれた名札の方がおられました。
お客様の案内や店内の清掃をしたり、
空き時間には自分で作られた分厚いメモ帳を見ながらタブレット端末で
練習されているようでした。

肝心の機種変更手続きはあっという間で終わりました。
しかし例によってデータ移行が終わっても
一部のアプリは設定をやり直す項目があります。

特に銀行やカードからの出金や支払いがあるものは
最初からIDとパスワードを入れ直し、
携帯電話に暗証番号が送られてきたり、
実際に通話しなければならないものもあります。

この毎回の作業はとてもストレスフルです。
２年前にも行ったはずですが、忘却の彼方ですから。

とても一気にやる気力はなく、
敢えて明日のお休みにも残してやる予定です。

ネットでも話題となっていますが、
年々端末代金は高騰しています。
もうパソコンを遙かに凌駕しています。

ところで今回の１６の特徴はカメラ機能のアップグレードと
来年から使えるAIだそうです。
普段使いでは全く差違がないだけに
高いお金を支払っても宝の持ち腐れだなと思ってしまいました。

こうして機種変更して使用環境を復活させようとすると
如何に日常生活がスマホに依存しているか実感されます。
例え自宅に居ても肌身離さずであるべきだと思います。
もうスマホを探すことさえ憚られます。

そんなことを考えていると
とあるYouTuberが某有名企業とコラボすることになり、
スマホを常時携帯するためのネックストラップを制作されるそうです。
私も大賛成です。

突然患者さんの話で恐縮ですが、
自宅の階段から転落して頸椎を損傷し、
郵便配達の方が来るまで身動き取れなかった方がおられます。
幸い手術を経てお元気になられましたが、
室内でもスマホを身につけていれば救急車も即座に呼べたと思いました。

私も自室ではスマホに手が届くようにしています。
今の６０歳代はITの恩恵を十分に受けた世代で、
スマホが使えない人は極僅かだと思います。
となれば、これから先、高齢者であってもスマホを利用出来ることが前提で
全てのサービスや国策を立てて問題ないことになります。

昔、大学病院に電子カルテを導入した時、
あと１０年もすればパソコンが使えない勤務医はいなくなると言われました。
マウスの使い方や端末の教習もしなくと良くなると。
実際医療現場はそうなりました。
今は医師ひとりにスマホが配布されカルテ閲覧も可能なくらいです。

少なくとも私が現役の間はスマホさえ身につけていれば
時代遅れにはならないはずですし、
何より身の安全が確保されると思います。

院長　小西宏明

2024-09-22 20:21:00

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