今年も冬に向けて予防接種が始まります。
今回は従来からの季節型インフルエンザへの対応とともに
改めてコロナ感染症についても新しいワクチンが加わります。

これに更に時期に関係のない肺炎球菌ワクチンもあり、
今週中には市政函館だよりに掲載予定です。

対象者は限定ではありますが、ヒトパピローマウイルス感染症へのワクチン接種についても
補助対象の接種時期を逃した人向けの緊急案内が出ています。
別名マザーキラーと言われる子宮頸がん予防です。

さらにテレビなどで帯状疱疹ワクチンも盛んに宣伝されています。

さてこれらを効果の点から考えてみると
帯状疱疹ワクチン、子宮頸がんワクチンが最有力です。
肺炎球菌ワクチンは６５歳以上の５年ごとですが、
これも重要です。

インフルエンザはもう歴史も長く、
効果の程は皆の知るところとなっていると思います。
対象となるウイルスの種類が多すぎることも他とは違います。

今回から追加となったコロナワクチンはどうでしょうか。
未だ副反応やワクチンの副作用の問題も多く、
死亡事例の検証が続いています。
一方で明らかに感染症としての重症度は弱まっており、
市内でも以前のような適応で入院する患者さんはおられません。
２０２０年、ニューヨーク知事が
「人工呼吸器、人工呼吸器」と連呼していたことが嘘のようです。

このように種々のワクチンが出てくると
医学の進歩を実感せざるを得ません。
それと同時に感染症に打ち勝つためには
最終的には個々人の体力に拠るところが大きく、
それが年齢とともに低下してくることは
まるで忍び寄る恐怖のようにも思えてきます。

最近夜に散歩をしています。
最初はきつかった坂道も今は難なくクリア出来るだけではなく
むしろ心地よい程です。

しかし今週ジムトレーニングしてみると
早々に息が上がってしまいました。
１週間の運動量が増えているにもかかわらず、
耐応能は期待以下でした。

もしかしたら足腰に疲れが溜まっているではと思うと
非常にガッカリします。
いやいや多分、これからゆっくりと体力が上昇してくるんだと
自分に言い聞かせようと思います。

何事も「継続は力なり」を信じています。

院長　小西宏明

2024-09-24 21:18:00

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