2017年から観光庁が推進しているもので、
宿泊と食事の料金を分離して施設周辺の飲食店の利用を推進しようとしています。
全国の温泉地では成功事例も出ています。
最近は人手不足から宿泊施設で食事を提供するための人員確保が難しく、
さらに人件費も高騰しているため経営の負担要因にもなります。
一方、周辺の飲食店で夕食をとれば
旅行者が落とすお金が分散する構図が出来上がります。
何処かの宿泊施設が一人勝ちするのではなく、
地域全体が活性化することが街の繁栄につながるわけです。
さて函館はどうでしょうか。
湯の川温泉街の宿泊施設はそのほとんどが朝食と夕食付きであり、
またそれが”売り”となっている場合が多いと思います。
ベイエリアはどうでしょうか。
やはり食事付きを前提としているように感じます。
今増築しているホテルでは夕食の提供を始めるそうです。
宿泊客の夜をどう演出出来るかは
その観光地の満足度に大きく関わりますし、
願わくばリピーター獲得につなげたいわけです。
函館の観光客で泊食分離している割合はどのくらいなのでしょうか。
ググってみるとコロナ禍の2021年の記事がありました。
「泊食分離で函館観光を元気に」というタイトルで、
函館観光の新しい取り組みは「朝食の進化」と
「夕食を街中で楽しむ”街食”」とありました。
「そうか、すでに力を入れていたのか」とともに
コロナ禍明けで泊食分離は進んだのかなと興味をそそられました。
記事には街食について「函館バル」が紹介されていました。
以前から函館には街に出て食事をすることが根付いていると。
函館の夜の過ごし方については
もう少し深掘りしてみたいと思います。
少なくとも美味しい料理を提供するお店が市内に点在しているのは間違いありませんから。
院長 小西宏明
2025-04-09 04:57:11
クリニックブログ
| コメント(0)