外出する際に不可欠なのはバッグです。
財布やハンカチのように着衣のポケットに収納出来るものもありますが、
通常はそれ以外にも持ち歩く物があってバッグが必要です。
サッとクローゼットを見ても、おそらく用途に合わせて複数個あると思います。
でも実際にはなかなか必要十分なバッグは少なく、
まあそれが故に新たに購入する楽しみもあるわけですが。
最近気にし始めたのはバッグ本体の重さです。
いくら便利でも見た目が良くても、重いものは扱いにくく腕や肩も疲れてしまいます。
筋力や体力の衰えと言うとそれまでですが、
使いたくなくなるのも事実です。
さらに言うと”柔らかさ”も気になります。
アタッシュケースのようなハードな素材、
身体に触れて硬いものは敬遠しがちです。
なんやかや考えていると「軽薄短小」という熟語が思い出されます。
そして対義語の「重厚長大」です。
実はこの2つの熟語は時代共に少しずつ拡大解釈や用法が変化しています。
そもそも軽薄短小は価値がないことを示し、
重厚長大は経済用語で重工業などを指しています。
それが前記のバッグのような、重くて大きくて使いにくいものから軽くて小さいものを好む傾向として
重厚長大から軽薄短小へと表現出来ます。
また重厚長大は古いものとして低い評価を示し、
軽薄短小は改良された無駄を削ぎ落とした新しい価値に対して使います。
まあこの種の用語の時代変化や誤用はよくあることです。
話が逸れましたが、
バッグは長く使えば使うほど、愛着が湧く一方で気になる点が出てきます。
春は”張る”という語呂合わせから財布を購入するのに良い季節と言われます。
バッグは余りパンパンに重くしたくないので、”空き”である秋の方が良いのかもしれません。
要検討です。
院長 小西宏明
2025-04-15 18:24:50
クリニックブログ
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