自身の人生を振り返って、
あの頃やっておけば良かったことを記された書籍や
最近ではYouTube動画が沢山あります。
先人の教えには学ぶ点が多いことはご存知の通りだと思います。
ただ歴史上の人物やその時代に活躍した人の話ではなく、
一般的な普通人が発信しやすいという点でYouTubeの果たしている役割は大きいと感じます。
考えを公開するためのハードルが低いのです。
そんな方々の動画を参照すると共通点が見えて来ます。
それは人の老化現象がキーになります。
話の基本構成はこうなります。
以前出来ていたことが出来なくなった。または時間が掛かるようになった。
だからあの頃○○しておけば良かった、準備しておけば良かった。
特に多くの方が80歳になると急に身体も頭もガクンとレベルダウンすると言われています。
私の母も同じことを言っていました。
例えば自宅の階段が上がれない、
ペットボトルのキャップを開けられない、
何をするつもりだったか直ぐに忘れてしまうなど。
それに対するアドバイスは大きく2つに分けられると思います。
ひとつは身体能力の衰えに備えて運動をやりましょう。
衰える速度を出来るだけゆっくりにしましょうと言った「予防や準備」です。
若返りは不可能ですし、残念ながら衰えないこともあり得ません。
もうひとつは出来なくなる前にやりましょうという言わば「前倒し」です。
端的に言えばやりたいことがあるなら、それは「今でしょう!」です。
やりたいと思ったらやる、行ってみたいところがあるなら今行く、
食べてみたい物があるなら食べる。
そして子どもや孫達のためにお金を残すのではなく
今、自分がやってみたいことのために使うということも含まれます。
老化だけでなく、年齢とともに急な病気も増えてきます。
定年退職後のんびり田舎暮らしを始めたら、
脳梗塞を起こして病院が近い都市部へ再度移住したなどという話を聞きます。
仕事や家庭に少し余裕が出来来る50代後半、60代は
実は心筋梗塞や脳卒中が多くなります。
中には残念ながら急逝される人もおられます。
確かに80歳代の人から見ると、
せめてこの頃に好きなことをやっておけばと思われることも納得されます。
自分も60歳代になって残りの人生を考えるようになりました。
それまでは前を見る余裕もないくらい走ることに一所懸命でした。
今はゴールは未だ見えませんが、ゴールを想定して物事を考えるようになりました。
先日函館マラソンで来函して会った友人とは何歳までクリニックをやるかという話をしました。
彼は75歳までだそうです。開業時は65歳で定期借地を返還して閉院するつもりだったそうですが、
諸般の事情でもう少し頑張ることになりました。
私は84歳です。あと20年余りで、根拠はありません。
ただ年男の歳に引退しようと考えています。
日本人もただの人間ですが、何か十二支には親しみを感じています。
日本では3、6、12という年数に関係する事柄が多いからです。
今日もジムで汗を流してきました。
朝一番で行くと未だ冷房が効いてきていません。
途中から涼しく感じます。
運動を続けて、やりたいことをやる。
これを完遂したいと思います。
院長 小西宏明
2025-07-06 21:12:00
クリニックブログ
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