2006年9月19日に栃木県の要請を受けて大学病院併設型総合という
日本で初めての総合小児医療施設として自治医科大学とちぎ子ども医療センターが開設されました。
県との調整を含め4年余りの年月を掛けて準備がなされました。
私は当時大学病院の医療情報部として2000年から診療録の電子カルテ化に携わり、
2002年から3カ年で外来入院分門をすべて電子カルテに移行させていきました。
その経緯もあって子ども医療センターにおいても診療情報の電子化を担当しました。
その際に一緒にお仕事をさせて頂いた先生がご逝去されたとの一報を受けました。
突然のことで、詳細は全く存じませんが、おそらく還暦になられたぐらいかと思います。
先生のご専門は麻酔・集中治療で、特に診療記録の電子化には重要な部門でした。
大抵の病院ではここで電子化につまずいたり、
担当者が現場とメーカーの調整に難渋します。
先生は私どもの意図、要望を察して下さり、
結果的には成人の部門同様にスムーズに電子カルテ化することが出来ました。
私は医師ではありますが、こと電子カルテ導入についてはメーカーよりの御願いをせざるを得ない事項が多く、
その点では大変協力的な先生でした。
診療においては外科医に物申す麻酔医ではありましたが、
両者が同じ目的に向かって行けるよう調整役もかって出られることも多々ありました。
立ち上げの混乱期を無事に乗り切れたのは先生のお陰も大きいと思っています。
来年は開院20周年となり、先生もさぞや楽しみにしておられたのではないかと考えますと
その無念は計り知れません。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
院長 小西宏明
2025-09-14 21:47:00
クリニックブログ
| コメント(0)