今日は、3か月ごとに行っているベッドマットのローテーションの日でした。
以前、首や腰を痛めたことがあり、それを機に出来合いのマットレスからエアウィーヴに買い替えました。3分割構造になっているため、本来は分けて向きを変えるのが正しい方法です。
ところが私は横着をして、そのまま一気に回転させます。
そのたびに重量挙げの選手のような唸り声を上げながら格闘することになります。自業自得とはいえ、毎回「次こそは分割しよう」と思いながら同じことを繰り返しています。
身の回りを見渡すと、定期的にやらなければならないことは実にたくさんあります。
掃除やゴミ捨て、水回りの清掃は毎日あるいは数日ごと。エアコンの掃除や換気扇は数か月ごと。建物の外壁や屋根のメンテナンスとなれば10~15年単位で計画しなければなりません。
どれも放置すれば、確実に劣化していきます。
新築の家も、新車も、新品の家具も、何もしなければ少しずつ傷みます。
週明けはしばらく晴れそうだったので、夕方には洗車も済ませました。
洗車をするなら、せめて数日は雨が降らないでほしいと思うのは、誰もが同じではないでしょうか。
私が掃除やメンテナンスを以前より気にするようになったのは、東京へ引っ越した時の経験がきっかけです。
息子の中学入学に合わせて栃木の自宅を売却し、賃貸マンションへ転居しました。
その時、家具を動かしてみて愕然としました。
普段見えない場所には埃が積もり、何年も使っていない物が山のように出てきました。
「四角い部屋を丸く掃く」と言いますが、本当にその通りです。
見えるところだけ掃除していても、本当の意味で片付いているわけではありません。
しかも10年も住めば、物は驚くほど増えています。
「こんな物を買っただろうか。」
そう思うような品物まで次々に出てきました。
一時期「ミニマリスト」が話題になりましたが、あそこまで徹底しなくても、必要以上に物を増やさないことは年齢を重ねるほど大切だと思います。
歳を取るほど「もったいない」「いつか使うかもしれない」という気持ちが強くなり、捨てることが難しくなるからです。
整理収納の本には、「1年間使わなかった物は処分を考える」とよく書かれています。
実際、その基準は意外と的を射ているように感じます。
一戸建てからマンションへ移って最も変わったのは、掃除する面積と持ち物が大幅に減ったことでした。
これはある意味、「身の丈に合った暮らし」だったのかもしれません。
自分自身で無理なく管理できる範囲の生活です。
中学校の物理で学んだ「エントロピー増大の法則」を思い出します。
自然に任せれば、物事は秩序ある状態から無秩序へ向かい、自発的に元へ戻ることはありません。
掃除をしなければ部屋は散らかり、草取りをしなければ庭は雑草で覆われ、手入れをしなければ建物も車も傷んでいきます。
人の暮らしもまさに同じです。
私自身のこれまでの生活を振り返っても、この法則は実に正しいと実感します。自信を持って言えてしまうのは少々情けない気もしますが。
例年通り、今年のお盆休みも5日間を予定しています。
きっと今年も、掃除と整理整頓、そしてゴミ捨てに多くの時間を費やすことでしょう。
毎年この時期になると思います。
「一年中、掃除とゴミ捨てをしているような気がする。」
それでも、秩序を保つには、そのくらいがちょうど良いのかもしれません。
院長 小西宏明
2026-07-05 21:43:00
クリニックブログ
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