今日は午後から一気に暑くなりました。
当院では、外から来院される患者さんのために午前中から待合室の冷房を入れました。
クリニックは坂の途中にあるため、歩いて来られる患者さんは到着した時点ですでに汗をかいていることも少なくありません。
本州では西日本から順次梅雨明けが進み、30℃を超える日が続いています。函館もこれから20℃を超える日が多くなり、いよいよ夏本番です。
暑くなると、なぜかコカ・コーラを思い出します。
調べてみると、日本の炭酸飲料ではコカ・コーラが不動の一位で、二位は三ツ矢サイダーだそうです。
子どもの頃、父方の祖母の家にはラムネが常備されていました。
ビー玉を押し下げて栓を開ける、あの独特の瓶です。
一方、母方の祖父の家ではリボンシトロンが定番でした。
どちらも暑い日に飲むと格別に美味しかったことを覚えています。
我が家は工場を併設していたため、従業員さん向けに母が毎日大きなやかんでアイスコーヒーを作っていました。
子どもでも飲めるほど甘く、コーヒー牛乳のような味でした。
きっと、暑い中で働く方々の糖分補給も兼ねていたのでしょう。
留学して初めてペプシコーラをよく飲むようになりました。
国内移動で利用した航空会社ではペプシが採用されていることが多く、客室乗務員は「コーク?」と聞きながら、青い缶のペプシを渡してくれました。
当時はコカ・コーラのライバルといえばペプシだと思っていましたが、最近ではエナジードリンクも大きな競争相手になっているそうです。
飲み物にも時代の流れがあります。
私自身も昔はコーラが大好きでしたが、最近はあの甘さを強く感じるようになり、炭酸水を選ぶことが増えました。
これも年齢のせいなのかもしれません。
これからの季節、何より大切なのは水分補給です。
年齢を重ねると、喉の渇きを感じにくくなります。
つまり、「喉が渇いた」と思った時には、すでに身体は水分不足になり始めている可能性があります。
患者さんにもよくお話ししていますが、喉の渇きは水分補給の目安にはなりません。
多少飲み過ぎても、余分な水分は尿として排泄されます。
しかし、不足した水分は、自分で意識して補給しなければ戻りません。
昔に比べれば、熱中症への関心は格段に高まりました。
それでも高齢の方を診ていると、「喉が渇かないから飲まない」という方が少なくありません。
老化は筋力や体力だけでなく、危険を知らせる身体のサインにも及びます。
だからこそ、自分の感覚だけを頼りにせず、時間を決めて水分を摂る習慣が大切なのです。
今年の夏も暑くなりそうです。
「喉が渇いたら飲む」ではなく、「喉が渇く前に飲む」。
それが熱中症を防ぐ最も簡単で、最も効果的な方法だと思います。
院長 小西宏明
2026-07-08 22:22:53
クリニックブログ
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