今日は青森の病院で下肢静脈瘤の手術を行ってきました。
いつものように朝一番の新幹線で向かいましたが、改札前には「8月2日から7日まで、青森ねぶた祭開催のため混雑が予想されます。帰りの乗車券はあらかじめお買い求めください」という案内が掲示されていました。
もう来週には、ねぶた祭が始まるのですね。
そういえば函館でも、明日からクリニックのある西部地区で十字街のお祭りが始まります。
港まつりに先立ち、ステージイベントや屋台が並び、街全体がお祭りムードになります。
ただ、青森も函館も気になるのは天気です。
この1週間は朝晩が肌寒く、長袖の上着が欲しくなるほどでした。
函館では雨が降ったり止んだりを繰り返しており、今の予報では8月1日の港まつり花火大会も、開始時間ぎりぎりまで雨が残りそうです。
実はその日は、毎年恒例となっている4市医師会の懇親会を、今年は函館が主管となって開催します。
花火大会当日で宿泊施設や交通機関が混雑することは承知していましたが、多忙な先生方の日程を調整した結果、この日しか都合がつきませんでした。
ちなみに来年は、小樽で7月31日に開催されることが決まっています。
この懇親会では、それぞれの地域が抱える課題について情報交換を行います。
とはいえ、医療を取り巻く環境に関しては、残念ながら明るい話題ばかりとはいきません。
医療は「商売繁盛、千客万来」を喜ぶ仕事ではありませんから、人口減少や医師不足、医療費の問題など、自然と将来への課題が話題の中心になります。
一方で、各医師会の会長や副会長を務める先生方は、何十年にもわたって地域医療を支えてこられた方々です。
そのため、それぞれの大学医局や人事の話になることも多く、ある意味では大人の同窓会のような雰囲気があります。
私は出身地も卒業大学も、その後の勤務先も北海道とは全く縁がありません。
そのため、大学の話題になると、少し話の輪に入りにくいと感じることもあります。
当時はまだ現在のような初期臨床研修制度はなく、多くの同級生は卒業後すぐに大学病院へ入局しました。
そこから関連病院へ派遣され、関西や東海地方を中心に、それぞれの道を歩んでいきました。
長い年月を経て、大学教授や病院長、診療部長になった同級生も少なくありません。
同じ大学で長く勤務した先生方であれば、人事や恩師の話だけでも会話が弾むのでしょう。
定年が近づく年代になると、どのような職業であっても、最後にものを言うのは「人とのつながり」なのだと改めて感じます。
その点、函館には大学病院がありません。
医師の出身大学も、南は琉球大学から北は旭川医科大学まで実にさまざまで、いわゆる学閥というものがほとんど存在しません。
だからこそ、「どこの大学出身か」よりも、「地域のために何ができるか」が重視される土壌があります。
誰でも歓迎する雰囲気があるのは、函館医師会の大きな魅力ではないでしょうか。
医療を取り巻く状況は決して楽観できません。
それでも、異なる経験や背景を持った先生方が率直に意見を交わすことで、新しい発想や解決策が生まれることもあります。
今回の懇親会の会場は、函館でも有名なフランス料理店です。
オーナーシェフは、日本を代表するフレンチの巨匠・三國清三さんのもとで修業され、その後お父様のお店を継がれたと伺っています。
実は私はまだ訪れたことがありません。
もちろん情報交換も楽しみですが、それ以上に料理への期待が膨らんでいます。
やはり私は、「花より団子」なのでしょう。
あとは、花火大会が無事に開催されるよう、天気が回復してくれることを願うばかりです。
院長 小西宏明
2026-07-30 21:24:00
クリニックブログ
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