スタッフから「最近プラモデルを作り始めました」と紹介されました。
写真を見せてもらうと、いわゆる「ガンプラ」です。
プラモデルには、軍用車や車、飛行機など実在するものから、フィクションのキャラクター、ガンダムまで様々なジャンルがあります。さらにジオラマに仕上げる人もいます。塗装や汚しまで施し、いかに実物らしく、綺麗に作るかを追求する世界です。
私もプラモデルは大好きでした。ただし、1960~70年代初めまでの話です。当時は飾るよりも、ゼンマイやモーターで動かして遊ぶのが目的でした。
幼稚園から小学校低学年の頃は、叔父に作ってもらっていました。今でも覚えているのが、マルサンのウルトラマン怪獣シリーズの「ペギラ」です。電池を入れたリモコンで歩く模型でした。
叔父は真鍮や鉄板から機関車や車まで自作するほどの腕前で、プラモデルもただ組み立てるだけではありません。バリを削り、部品の合わせ目まで丁寧に仕上げていました。
中学になると勉強やクラブ活動で忙しくなり、模型雑誌「ホビージャパン」を眺めるのが楽しみになりました。それでも興味は続き、長期休みにはラジコンカーを作って遊びました。
模型の魅力は、完成度を高めることだけではありません。
「ものを作る」ことそのものが楽しいのです。
少々こじつけかもしれませんが、掃除にも似ています。作業をしている時より、完成した時の充実感が何とも言えません。
しかも模型作りは、指先を使い、形を立体的に捉え、手順を考えながら作業します。こうした複数の認知機能を使うことは、脳への良い刺激になるでしょう。
認知機能が低下すると、立方体を描いたり、時計を正しく描いたりすることが難しくなることがあります。ボタンを留める、服を着るといった日常動作にも影響します。
そう考えると、プラモデルは単なる趣味ではなく、**「楽しみながら手と頭を使う遊び」**なのかもしれません。
私も久しぶりに、何か作ってみたくなりました。
院長 小西宏明
2026-09-13 20:45:00
クリニックブログ
| コメント(0)